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しのぶちゃんが作った薬を飲む。
昔ほど苦くはないが多少苦い。
胡蝶｢会見となればテレビの前に出なけらばなりませんが、顔にガーゼが貼られた状態でもいいのですか？｣
｢仕方ないよ、恥ずかしがることもないしね｣
しのぶちゃんが着替えを渡してくれて、ボロボロになった羽織を取ると少し焦げ臭い匂いがして。
胡蝶｢もうすぐ新しい隊服が来るので其方は私が｣
｢ありがとう｣
羽織と隊服をしのぶちゃんに渡す。
私は服に袖を通し、服の間に入った髪を外に出す。
着替え終えてからまた広間に戻ると皆それぞれ仕事をしていて。
私は少し背伸びをしてから壁にもたれ掛かりながら座る。
疲れからかそのままウトウトとしてしまう。
それを見た誰かが羽織をかけてくれて。
私は眠ってしまう。
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作者名：美海
| 作成日時：2020年1月8日 23時
