. 前世鬼殺隊の柱さん、今世でも鬼殺隊の柱です２ (ページ4)

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多少きつい事を彼らに言っても彼らはうんともすんとも喧嘩腰にはならなくて。

あぁ、あの猪頭の子には殺す気で言い聞かせたからだろうけど。

しのぶちゃんにはカナヲ以外の同期の子とも仲良くしなさい、と言われていたが仲良くできる気がしない。

一人はタンポポ頭の女好きだし、

一人は鬼を連れた隊士だし、

もう一人は猪だし。

｢マシな人は居ないわけ......？｣

三人との任務を終えた後はものすごく体力が奪われた。

もう二度と任務は一緒に行きたくないと思ったほどに。

だがそれでも歳が近いことは直ぐに仲良くなれて。

鍛錬も蝶屋敷で一緒にするようになった。

｢おい善逸！！サボんな！！！｣

我妻｢Aちゃん仲良くなってから当たり強い！！｣

｢サボる方が悪い！！
伊之助は暴れんな！！｣

彼らと居ると体力が奪われるが楽しい事には違いない。

カナヲが彼らに気を許すのもわかる気がした。

煉獄｢お、A！！｣

｢煉獄さん！！｣

丁度蝶屋敷に来ていた煉獄さんが中庭に顔を出した。

煉獄｢今から甘味処に行くんだが一緒に行くか！？｣

｢甘味処？行きたい！！

煉獄さんの奢りね！！｣

私は昔のようにキュウッと煉獄さんに抱きつく。

三人はポカーンと立っていて。

煉獄｢よもや！！｣

｢それじゃあ三人ともまたね～｣

煉獄さんに私は着いていき、鍛錬の途中でも甘味処へと向かった。

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