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冨岡さんの交代で外の見回りをし、中に戻るとエキシビションマッチを見ていたA組の子に捕まった。
上鳴｢お！徳田じゃねぇか！
今日は隊服なんだな！｣
｢まーね。｣
今日初めて会うから。
麗日｢でもほんまにでーへんの？｣
｢でないでない。
面倒だし。｣
峰田｢そう言って〜、負けるのが怖いだけだろ？｣
なぁなぁ、と煽ってくる峰田の頭を掴む。
｢少なからずお前には負けねぇーよ。ブドウ頭｣
切島｢お！そうだ、エキシビションは出たらどうだ？｣
瀬呂｢それいいな！俺ミッドナイトに伝えてくる！！｣
｢え、ちょ！！｣
私が止める暇もなく瀬呂くんは行ってしまって。
芦戸｢じゃ〜、Aは体操服着なきゃね！｣
｢いや、持ってきてないし｣
麗日｢大丈夫！私の予備持ってる！！｣
｢なんで持ってるの？！｣
女の子達に腕を捕まれ更衣室へと入れられ着替えさせられる。
そして逃げれないように四方を囲み、会場へと入る。
ﾏｲｸ『お？！
おぉ？！
ここで体育祭を辞退していた徳田がA組に囲まれて無理やり登場だぁぁぁあ！！！』
うるさ、
と思いながら私ははぁ、と溜息を着く。
耳郎｢ま、頑張りなよ、｣
切島｢いい結果残せよ〜！！｣
ミッドナイトの所まで連れていかれ、皆は帰っていく。
ﾐｯﾄﾞﾅｲﾄ｢何に出るの？｣
｢いや、出るつもりなかったんで知らないですよ｣
ﾐｯﾄﾞﾅｲﾄ｢そうねぇ、じゃあやっぱり借り物競争よね！！！｣
げ、と思いながら私はスタート地点に立たされる。
相手は普通科の子が二人と、サポート科が一人。
ヒーロー科からは私だけだった。
普通科の子は私をギロっと睨んできて。
そりゃそうか、ヒーロー科なのに辞退してるなんて舐め腐ってるもんね。
ﾐｯﾄﾞﾅｲﾄ｢それでは！よーい！スタート！！｣
私は刀を出すことなく直ぐに二百メートル先のお題の書いた紙のある机に呼吸を使って行って。
一枚掴み、中を見る。
｢ふーん、｣
ﾏｲｸ『飛び入り参加の徳田！！！
どんなお題を引いたのか！！！』
他の三人を見るとあと50メートル程のところで。
私はニィッと笑い、他のお題を持ち四方八方にぶん投げる。
ﾏｲｸ『おっと！！！ここで徳田がお題を取らせまいと紙を飛ばしたァ！！
そして直ぐにお題をクリアするために向かった！！！』
お題は簡単なものだったためゴール地点へと向かった。
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作者名：美海
| 作成日時：2020年1月8日 23時
