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放課後
任務も終え、皆いるかな？と思いながら早足で雄英に向かうと丁度門から出てきていて。
｢あー遅かった？｣
切島｢ちょっとだけな！｣
差し入れ持ってきたんだけどな、と思いながらコンビニで買ったスポドリを見る。
上鳴｢お！差し入れ？｣
｢でも無駄になっちゃった｣
上鳴｢俺ら喉乾いてんだよな！
皆Aからスポドリだぞ〜！｣
ありがと〜！！と皆気を使って飲んでくれて。
麗日｢任務やったん？｣
｢そ。いつも直ぐに終わらせちゃうから件数増やされちゃって｣
街の端から端まで走ったの初めてだ、
そう思いながら私はコンビニの袋を畳む。
その時に後ろからピリッと鬼の気配がして。
私は直ぐに刀を抜き、頸を斬る。
下っ端の鬼で団体だからと狙ったのだろう。
｢鬼殺隊の服装ぐらい分かっておけ、ばぁーか｣
チリチリと消えていく鬼。
その時に前世で感じた強い、
強い気配がして。
私は皆を守るように立ち、気配がするほうを見ると男の姿があった。
｢っ何の用だ！！！｣
鬼舞辻｢昔と本当に変わらないな、鬼殺隊とやらは。｣
こんなところでこいつと戦えば彼らの命が危ない。
｢あんたも、生まれ変わってまで人を鬼にしているなんてね.....！！｣
私のその言葉で皆鬼だと分かったのか戦闘態勢に入る。
ダメだ、
私だけでは勝てない。
いや、
柱が全員来ても分からない。
こいつ、前世よりも強くなっている
刀をギュッと握りしめる。
鬼舞辻｢ふっ、今日は様子を見に来た迄。
最近童磨がお前を気に入っているようだからな。
......お前を殺れば彼奴らは戻ってくるだろう｣
｢巫山戯んな！！
お前の我儘で彼奴らを鬼にすんじゃねぇ！！！｣
鬼舞辻｢言葉には気をつけろ、
ここにいる全員を“鬼にすることなど”容易いのだからな｣
鬼舞辻無惨はその言葉を残し、去っていく。
私は刀をゆっくりと下ろし、鞘に収める。
爆豪｢あいつが、｣
｢鬼殺隊 空柱として貴方達に伝えます。
明日の朝から貴方達を鬼殺隊が全力で守ります｣
彼奴に、
鬼舞辻無惨にA組が狙われる。
鬼にされる、
爆豪｢だったら！！なんでさっき頸を斬らねぇ！！｣
｢私だけで叶う相手じゃない、
貴方達を守ることを最優先とすれば、
手を出さないことが一番だったのよ｣
爆豪｢んな事やってみねぇと分からねぇだろ！！｣
｢上弦の鬼なら斬っていた。
だけれど彼奴は格が違う。｣
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作者名：美海
| 作成日時：2020年1月8日 23時
