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｢思っていたより簡単だったな｣
そう言いながら私は刀を鞘にしまって。
ﾏｲｸ『刀一本で鉄のロボットを粉々に斬り裂いたァ！！！
そしてお題を見つけた他の選手が戻ってきたァ！！！！』
私はまたふぁあと欠伸をして個性を解除する。
すると耳に付けた無線機から声が聞こえる。
隊士『鬼を一体、斬りました。
場所は外の関係者入口の前です。
鬼が最期に他にもいると言っていたので気をつけてください』
私は耳に手を当てる。
｢他に何か言っていた？｣
隊士『いえ、ただ鬼はまだいるとだけ、』
｢ありがとう、直ぐに戻る。｣
私はミッドナイトの元に戻り、耳元で小さく話す。
｢鬼がいる可能性があるので戻ります｣
ﾐｯﾄﾞﾅｲﾄ｢分かったわ｣
私は一足先に裏へと戻る。
鬼が出たのなら私は鬼殺隊として動く。
直ぐに着替え、刀を腰に指す。
そして走りながら中を見る。
鬼がいるのなら直ぐに頸を斬らなければならない。
生徒席まで走っていくと、見慣れない姿が。
そして“鬼”の気配がした。
私は刀を抜き、ザンっと頸を斬る。
丁度A組の席の所。
ドアが開いた所だったのでヒーロー達からは見えないだろう。
ドサッと頸を斬られた鬼が倒れる。
飯田｢！鬼｣
｢間に合ってよかった｣
鬼｢お前、鬼殺隊かぁ....！！！｣
消えながらも声を出す鬼。
｢鬼殺隊、空柱。
あんたは食事のためにここに来たの？それとも
“無惨の命令”？｣
そう言うと鬼は目を見開き、消えていって。
無惨の所のか。
｢鬼舞辻の所からの鬼だった。
まだいるかもしれない。｣
冨岡『わかった』
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作者名：美海
| 作成日時：2020年1月8日 23時
