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煉獄｢A！大丈夫か？！｣
屋敷に着くなり仕事を終わらせたあとの煉獄さんに心配される。
｢うん、大丈夫
何もされてないから｣
煉獄さんはよかった、と言葉を漏らして。
お館様｢A、話を詳しく聞かせてもらってもいいかな？｣
｢はい｣
私は先程のことを詳しく話す。
勿論鬼舞辻無惨が昔より力を付けていることも、まだ力を付けることも。
不死川｢おいおい......あれ以上強くなられたらやべぇぞ｣
お館様｢直ぐに昔の力までに戻してまたそれ以上の力をつけなければならないね。
それにはまず柱からだよ、
義勇、話の方は？｣
冨岡｢済んでおります｣
お館様｢良かった。
A、明日から柱は全員雄英での訓練だ。｣
.......
｢え？｣
お館様｢先生をしている子達は休職、
学生は合間を縫って。
訓練所より整った施設で力をつけた方がいいからね。
それにA組が狙われるかもしれないとなれば丁度いい、
柱が力を付けながら守ればいいからね。｣
｢ですが柱全員が雄英に集まれば余計に危ないんじゃ、｣
お館様｢雄英のセキュリティは侵入後強化されているからもし鬼や鬼舞辻無惨が来ても数秒の余裕はできるだろう｣
数秒出来たら私達は何とかできる、ってわけね。
お館様｢下の子を育てるまでに上の子から。
柱が強くなることによって子供達もいい刺激になるだろう、
頑張るんだよ｣
｢御意、｣
皆頭を下げて。
明日からみんなと一緒、
嬉しいがどこか不安があった。
煉獄｢よもや！！A！今日は食を共にしよう！！
父と千寿郎も会いたいと言っていた！！｣
｢私も久々に会いたいな、
お館様、今夜は煉獄家に外泊よろしいでしょうか｣
お館様｢煉獄家なら安心だね、｣
やった、と煉獄さんを見るとニッコリと笑っていて。
私は早く行こ、と言わんばかりに煉獄さんの腕輪を引っ張った。
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作者名：美海
| 作成日時：2020年1月8日 23時
