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爆豪｢A待てやコラ！！！！｣
勝己が席から立ち上がる。
私は煉獄の胸をポンポン、と叩いて下ろしてもらう。
するとこちらに来た勝己が私の胸倉を掴んで。
爆豪｢てめぇふざけんなよ
こっちは本気でヒーローになるためにここに来てんだ、
簡単な理由で早退するんならヒーロー科やめろ｣
珍しくブチ切れない勝己。
隣で善逸がワタワタしているが炭治郎達はジッと勝己を見て。
｢ん？やめて欲しいならやめよっか？｣
私はニッコリと笑って勝己に言う。
だけれど私が辞めれば危険な目に会うのはこの子達だ。
勝己の腕を掴み、離れられないぐらい力を込める。
｢でも辞めて困るのは私じゃなくてあんたらだよ？
別にヒーローよりも給料のいい鬼殺隊だけで食べていけるし、それに転校しようと思えば直ぐにキメツ学園に転校できる。
だけど私が辞めた雄英高校はどうなる？
先日あんなに敵と鬼に入り込まれたんだからこれからあんたらが狙われることは確実。
あの時に鬼を斬れる私がいたからあんたらは喰われなくてすんだけど、私が居なかったらあんた達
今頃皆鬼の腹の中だよ？｣
ニッコリと笑って言うと勝己は舌打ちをして。
｢私が雄英を辞めると必然的に鬼殺隊との関わりは無くなるだろうね。
お館様と校長が幾ら知り合いでも私達が態々あんた達のために此処に来る理由もない。
どちらかと言えばあんたらを狙うのは下っ端の鬼だから別に一般階級の剣士でもいいわけ。｣
爆豪｢自分の力に浸りすぎじゃねぇの？｣
｢ぷっははは！！！
それあんたが言う？
対して強くもないくせに。
まぁそう思われても仕方ないか。
私達まだ全然“本気出してないもの”
相澤先生、柱の強さはご存知で？｣
相澤｢校長に聞いた話だと雄英の教師軍全員と柱一人だったら互角だと聞いたが｣
｢まぁシラフだとそれぐらいか。
自分の力に浸っている勝己に言ってあげる。
鬼殺隊は少なくとも、
現ヒーローとは比べ物にならないくらいの力はある。
長年培ってきた私達の力なめんな。
個性に自惚れたあんた達にはわかんないだろうけどこっちは死ぬ覚悟で生きてんだよ｣
ドンッと勝己を離す。
｢自分たちが鬼に喰われてもいいなら辞めてやるよ
私は幼馴染だからって優しくはしない。
売られた喧嘩は買う主義だ｣
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サッカーバカ(プロフ) - 初めまして、コメント失礼します。「鬼滅の刃」の原作を見たことがないのですが、この作品を読んで、読んでみたいと思いました！！とても引き込まれる作品なので、ゆっくりと頑張って下さい！応援しています！！ (2020年1月8日 22時) (
レス) id: 7487ed3f06 (このIDを非表示/違反報告)
ha波さん屋 - 作者様の語意が素敵過ぎて泣きそうだし、文章力が凄くて物語に入り切れて感動して泣きそうだし、そもそも物語が面白くて泣きそうだし…泣きそうだけど泣いては無いんですよね(どうでも良い)これからも、更新頑張って下さいませ！コメント失礼致しました。 (2020年1月8日 17時) (レス) id: dfbaedbf2e (このIDを非表示/違反報告)
al8056(プロフ) - 煉獄さんかっこよい…惚れてしまういや惚れ直してしまうよ (2020年1月8日 7時) (レス) id: 1ee8009000 (このIDを非表示/違反報告)
秋桜 - かっちゃんぶちギレそう (2020年1月7日 19時) (レス) id: a72f134362 (このIDを非表示/違反報告)
ベル(プロフ) - 最初から読みました！やっぱり煉獄さん好きです←更新楽しみ待ってます！ (2020年1月7日 15時) (レス) id: efb845659a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：美海
| 作成日時：2019年12月31日 21時
