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下っ端の鬼を斬り、最後に上弦となった。
相澤先生ももうボロボロ。
だが私は助けることが出来ない。
いや、助けようとすれば助けれるのだが私が此処で敵の方に行ってしまっては上弦の鬼を斬れる人が居なくなる。
私は刀を構えて息を吐く。
｢全集中 空の呼吸 ｣
もう誰も死なせたくない、
前世のように、
両親のように、
｢伍の型 層雲｣
上弦の零 凌駕の血鬼術は厄介で、
種類で言えば自然系、禰豆子のような爆血や童磨の氷とは少し違う。
此奴は“音”だ。
耳の良い善逸や宇髄さんは無理だろう。
此奴は“音を操る”ことが出来る。
凌駕｢あははっ！
前世でも俺と共に死んだのにねぇ
今世でも俺と死ぬかい？
あぁ、でも俺は死なないなぁ
だって君に勝つんだもん｣
凌駕は手を前にして指を鳴らす。
私が聞こえる音が急に爆音となり聞こえる。
｢うぁぁああ！！！！｣
耳が痛い、
頭の中がドンドンする。
上弦の鬼は此方に来て頭を抑える私の腹を蹴る。
鬼の力は尋常ではない。
壁にぶつかる前に体制を整えなければ。
刀で風を切り、地面に着く。
耳が痛い、
鼓膜が破れた。
｢っ、全集中 空の呼吸 ！！！｣
凌駕｢えぇー、まだやるのぉー？｣
｢肆ノ型 層積雲！！！！｣
層の雲のように刀を振り、鬼の頸を狙う。
凌駕｢あーあー、面白くないなぁ、
前世より面白くない｣
｢おっまえ......
生まれ変わっても鬼になったというのか！！！！｣
凌駕｢そうだよ？
だっておれの天国はここだもん
人間ほど美味しい食べ物はないよ？
あぁ、前世では君の“継子”達を食べたんだっけ
あの子達、鍛えていて物凄く美味しかったなぁ
ここに居る子達も美味しいんだろうねぇ
君を殺したら一人ずつこの“僕”が食べてあげるよ｣
私はピキピキッと殺気を出し、目を見開く。
｢そんなこと、させるわけが無いだろう！！
鬼殺隊 空柱のとして！！！
此処でお前の頸を斬る！！！！｣
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サッカーバカ(プロフ) - 初めまして、コメント失礼します。「鬼滅の刃」の原作を見たことがないのですが、この作品を読んで、読んでみたいと思いました！！とても引き込まれる作品なので、ゆっくりと頑張って下さい！応援しています！！ (2020年1月8日 22時) (
レス) id: 7487ed3f06 (このIDを非表示/違反報告)
ha波さん屋 - 作者様の語意が素敵過ぎて泣きそうだし、文章力が凄くて物語に入り切れて感動して泣きそうだし、そもそも物語が面白くて泣きそうだし…泣きそうだけど泣いては無いんですよね(どうでも良い)これからも、更新頑張って下さいませ！コメント失礼致しました。 (2020年1月8日 17時) (レス) id: dfbaedbf2e (このIDを非表示/違反報告)
al8056(プロフ) - 煉獄さんかっこよい…惚れてしまういや惚れ直してしまうよ (2020年1月8日 7時) (レス) id: 1ee8009000 (このIDを非表示/違反報告)
秋桜 - かっちゃんぶちギレそう (2020年1月7日 19時) (レス) id: a72f134362 (このIDを非表示/違反報告)
ベル(プロフ) - 最初から読みました！やっぱり煉獄さん好きです←更新楽しみ待ってます！ (2020年1月7日 15時) (レス) id: efb845659a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：美海
| 作成日時：2019年12月31日 21時
