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. 太宰 side .
相変わらず報道陣はいけ好かない。
太宰｢与謝野先生、Aは大丈夫ですか？｣
与謝野｢怪我は一応能力で治ってはいるけれど目を覚ますのかはわからない。
今までの怪我の積み重ねで怪我が治っていたとしても体が当に限界に来ていたからね。
目を覚ましても脳の方がどうかは、｣
与謝野先生のその言葉で私達はただ俯いた。
救急車が到着し、近くの病院へ。
私たちの怪我は応急処置だけなされ、Aが眠る病室へ向かった。
与謝野先生がテレビを付けてニュースを見ていた。
雄英生が襲われ、敵連合の逮捕は大きく報道されて。
そして護衛としてのAが重症で病院に運ばれたと報道された。
我々の事は政府が規制をかけているのか一切報道はされなくて。
私はテレビを横目にAの眠る傍に座った。
太宰｢君は、ヒーローが嫌いだと言っていても一番ヒーローの様な心の持ち主だ。｣
任務に忠実で、
困っている人がいたら助け、
相手を守れるのであれば自分がどうなっても構わない。
自分も守れて相手も守れるのが一番いいのだろが、Aはヒーローの鏡だ。
太宰｢バカ。｣
Aの頬を撫でてからジッと見るとポケットに入っていたスマホがバイブした。
太宰｢与謝野先生、少し出ます｣
与謝野｢分かったよ｣
スマホを片手に外に出る。
相手を見るとマフィアのチビで。
太宰｢なんだい、｣
中原『Aの容態は』
太宰｢怪我は与謝野先生の異能で完治。
だが今までの怪我の疲れで体が限界に来ていていつ目覚めるかは分からない。｣
中原『......そうか
首領も心配している。そのうち見舞いに行くだろう』
太宰｢森さんが？変なことをしないのならいいよ。
だけれど此方に来なくてもそのうちヨコハマの病院に移るつもりだ。｣
中原『そうか。
早く目を覚ませばいいな』
太宰｢.....あぁ｣
目を覚ませばいいが、分からない。
与謝野先生でも分からないと言うのだから。
あの子が何をしたと言うんだ。
神を信じることはしないが、今だけはとても思う。
“Aを返してくれ”
ただそれだけだ。
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ぷに - 完結お疲れ様でした…！とても凄く面白くこのような神作者様の作品に出会えて良かったです。他のシリーズでも、頑張って下さい！陰ながら応援してます！コメント失礼しました〜！ (2019年12月24日 16時) (
レス) id: e539b1a594 (このIDを非表示/違反報告)
カルム(プロフ) - うるって来る(´；ω；｀)神作品すぎる… (2019年12月22日 10時) (レス) id: a52b3e9031 (このIDを非表示/違反報告)
凛 - 続々編おめでとうございます！更新無理のない程度に、楽しみにしています( ´∀｀) (2019年12月17日 22時) (レス) id: 25609cba70 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：美海
| 作成日時：2019年12月17日 22時
