88 ページ38
.
勝己の救出は上手くいったが敵連合の逮捕には至らず、オールマイトがヒーローを引退してしまった。
その事は全世界に広まり、衝撃が走った。
雄英は内通者を見つけ出すために寮を設置。
今日は寮生活一日目の入寮だった。
寮前で先生の話があり、除籍処分にするつもりだったと話した。
「相澤先生、よろしいですか」
相澤「あぁ、」
私は皆より前に立ち、皆を見る。
主に切島、出久、轟、百、飯田の前に。
「私、止めたわよね?
足でまといになるだけだって。
今回は上手いこと勝己を助け出せたからよかったもののもしあんた達が敵にバレて捕まったりしてたらどう責任取ってたわけ?
あんまり勝手な行動取られちゃこっちが困んの。
雄英から依頼料を受け取っている限りはあんた達を守らなきゃいけないの。」
私は五人をジッと見る。
「こっちは命張ってあんた達を守ってると言うのにあんた達から危険な場所に行かれちゃあ守ろうにも守りたくなくなる。
雄英があんた達を怪我をさせないようにと護衛を付けてんだから今は探偵社に、プロヒーローに守られてな。
そして今度からあんた達が守側に、助ける側になればいいの。」
五人は俯いていて。
相澤「徳田の言う通りだ。
まだ守られる存在。
守側になってから助けるのは勝手に行け。
お前らは何も知らねぇだろうがお前らがまだ病院で検査をつけている間、
此奴は重症のまま雄英に戻ってきて会議中だった先生に頭下げてんだ。
折れている足で、痛みに耐えて床に頭付けてお前らを守れなかったことを謝ってんだ。
それなのにお前ら五人は徳田のその行動を踏みにじってんだよ。」
皆私が謝罪していたことを驚いていた。
芦戸「なんで怪我したまま、」
「私が守れなかったから勝己は連れ去られた。
元々乱歩さんには出久以上に勝己を気にかけろと言われていたのにその事を先生に伝えずに居たから。
防げた事を情報の共有をしなかったために起きた。
全部私の責任なのよ。
怪我が治るまでベットで寝てる訳にも行かない。
あんた達と同い年だけれど私は社会人。
依頼されてここに来ているの。
任されていることを遂行できなくて謝罪することは当たり前なのよ。」
.
540人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
カロ(プロフ) - なるほど!すみません理解不足でした。ご説明ありがとうございます! (2019年12月16日 22時) (レス) id: d6860b933c (このIDを非表示/違反報告)
美海(プロフ) - カロさん» 説明不足でしたね、すみません。ソファーの所に生徒が居ないだけであって、同じ空間には居る、という表現で書かせて頂きました。コメントありがとうございます! (2019年12月16日 21時) (レス) id: 8493b8cb9c (このIDを非表示/違反報告)
カロ(プロフ) - な、なぜみんな追い出したのに瀬呂がいるんですか? (2019年12月16日 21時) (レス) id: d6860b933c (このIDを非表示/違反報告)
@草 - ノアさん» 笑 まぁどっちにしろ書いてくださるらしいので気長に待とう (2019年12月13日 18時) (レス) id: 9ed73e661c (このIDを非表示/違反報告)
美海(プロフ) - ノアさん» もしご希望のお話じゃなくとも、いつかは書くつもりでいるのでご心配なく! (2019年12月13日 15時) (レス) id: 8493b8cb9c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:美海 | 作成日時:2019年11月29日 7時