. ヒーロー嫌いな武装探偵社員 ２

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中田は家まで送ってくれて。


相変わらず律儀なやつだか、マフィアよりヒーローに向いているだろう。


だから彼奴には言わない。


私がヒーローが嫌いだと言うことを。


ヒーローが嫌いだと言えば彼奴はヒーローの道を捨ててしまうだろうから。


朝、いつもの様に学校へ向かっていると周りに敵連合と思われる奴に囲まれた。


周りに人はいない。


仕方ない、


敵連合の中でも三下だろう。


私は鎌を出し、一気に振る。


切ってはいない。


殺してもいない。


風圧で倒しただけ。


それでも向かってくる奴はいて。


私は鎌を消して体術で張り倒す。


片目が使えないから距離が掴めない。


チッと舌打ちをしてから回し蹴りをしようとすると勝己の姿が見えて。


爆豪｢何やって......｣


勝己を人質に取られては面倒だ。


私は敵を睨み、殺気をだす。


本気に近い殺気。


怯んだ所を首裏に手刀を落とし気絶させた。


｢勝己、怪我ない？｣


爆豪｢あ、あぁ......｣


｢先に学校行ってなさい。
此奴らは私が警察に突き出しておく。
先生への説明よろしくね｣


私は死神を出し、共に警察へと連れていく。


朝から面倒なことを。


少しだけ事情聴取をされたため、学校に行けたのは昼前だった。


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