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倉庫まで来た救急車に乗り、警察病院へと向かった。
付き添いはカルマで。
私は複雑な気持ちで心の整理ができていなかった。
救急隊員｢取り敢えず着いてすぐに手術が出来るように麻酔打ちますね｣
｢はい｣
私は酸素マスクを付けられ、そのまま麻酔をされる。
カルマが最後まで手を握ってくれていて。
目を閉じるとそのまま意識を失った。
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真っ暗で、何もない。
ゆっくりと水の中を歩くように進んでいくと急に目の前が明るくなって。
眩しい、と思い目をゆっくりと開けるとそこは当時のE組の教室。
｢ここ、は｣
殺｢お久しぶりですね、Aさん｣
ぬるふふふっと笑う殺せんせー。
｢ほ、本物？｣
殺｢な、本物の他に誰が居るんですか！
にしても、最初に貴方が来るとは思っていましたけど早いですねぇ｣
｢ここ、何処？｣
殺｢ここは夢の中、
大怪我した時、生死をさまよっている時に此処に辿り着きます。
私はそのお迎えのAさんの“記憶”｣
｢せんせーはここで何をしているの？｣
殺｢E組の皆さんを此処から戻すことですよ。
まだ死ぬときではない、とね。
まぁAさんは麻酔を打っているだけで死にはしませんが。｣
私はそうだね、と言い机を触る。
｢せんせー、私進んだ道あってたのかな。
皆を心配させてさ、
本当にこれを望んでたのかな｣
私は机の上でギュッと手を握りしめる。
ずっと、
ずっと皆を騙しているような気持ちだった。
いや、騙していたんだ。
殺｢皆さんならきっと分かってくれますよ。
Aさんがどれだけ良い仕事に着いて、夢を追いかけているのかを。
それにAさんは皆さんの事は騙していない。
危険な目に合わないように守っていた。
皆さんは必ず、必ず分かってくれます｣
｢そう、だよね。
信じなきゃダメだよね｣
殺｢そうですよ、いつの間にか結婚までしていたカルマくんだけではなく皆さんを信じないと｣
ピンク色の顔になり、ぬるふふふっと笑う殺せんせー。
｢そう、だけどさ｣
殺｢いつから好きだったんですか？！
やはり中学の時からですか？！｣
｢も〜、関係ないじゃん！
聞くならまたここに来たカルマに聞いて！｣
私はフンっと腕を組んでそっぽを向く。
でも懐かしいな、この感じ。
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チョコパフェ(プロフ) - 最高です！前の方なんですけど、夢の中に殺せんせーが出てきた場面で泣きました( ；∀；)本当に良い作品をありがとうございます。新作の方も読みますね〜！ (2020年4月23日 11時) (
レス) id: dfbb799ac9 (このIDを非表示/違反報告)
まかろん - とってもとっても面白かったです!!! (2020年4月12日 21時) (レス) id: 349227220e (このIDを非表示/違反報告)
さぼてん(プロフ) - すごく面白かったです！特にafterstory？があって良かったです！ (2020年4月10日 10時) (レス) id: 0587dcac60 (このIDを非表示/違反報告)
ルル - 面白かったです！！また、暗殺教室系がいいです！ (2020年3月23日 20時) (レス) id: 8704b5e388 (このIDを非表示/違反報告)
れーさま - 面白かったです。暗殺教室の夢主生徒の公安クロスオーバーが読みたいです。 (2019年12月7日 21時) (レス) id: bf11fdbb8a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：美海
| 作成日時：2019年11月6日 22時
