私は彼氏の職業を知らない。【中原中也】

知らない。8 ページ9

中也とあの後少し話して、打ち上げのお店まで送ってもらった。



居酒屋の一室で。



みんなもう集まっていて、私は最後に入る。



｢お待たせ〜｣



そう言いながら入る。



玲奈が手招きをしてくれて、私は玲奈の隣に座る。



そしてリーダーの話を聞いて、乾杯をした。



玲奈｢で？彼氏とのデートはどうだったの？｣



少しお酒が回ったところでそう聞かれる。



｢んー？
中也の知り合いの人と出会ったね｣



そう言えば武装探偵社ってことは、中也も異能力持ってるってこと？



.....可能性は低いか。



玲奈｢え、初めてじゃない？そんなの｣



｢そうなんだよね。
しかも、その知り合いの人は武装探偵社の人でさ。｣



武装探偵社と名前を出すと、玲奈は驚いた。



玲奈｢武装探偵社ってあの？｣


｢うん、名刺も貰った。｣



私はその名刺を見せる。



太宰治と書かれていて。



玲奈｢実は武装探偵社だったりして｣



｢そんな雰囲気じゃなかったけどな〜。｣



どっちかって言うと敵対してるような感じ。



｢まぁ、中也がどんな職業でもいいんだけどね。｣



と玲奈に言っていると、同い歳の男子が絡んでくる。



みんなもう結構酔っていて。



玲奈も玲奈で絡まれていたから助けは求めれなかった。

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