私は彼氏の職業を知らない。【中原中也】

知らない。7 ページ8

｢えっと、太宰さんに、敦くん、だね。｣


相席をして、二人から話を聞いた。


太宰｢にしてもこんな可愛い彼女がいたなんてねぇ〜。
ナンパ？｣



中原｢ナンパじゃねぇよ。｣


中也は少しイライラしていて。


相席を誘ったのダメだったかな.....


中島｢Aさんはどこに就職をしようと思ってるんですか？｣



｢んー。まだ全く考えてないんだよね。
決まらなかったら親の会社かなーって。｣


一応親はある会社の社長だから頼めば入社できる。


中原｢A、食べ終わったのなら行くぞ。｣


｢あ、りょうかい｣


私は立ち上がり、カバンを持つ。


太宰｢Aちゃん、何か困ったことがあったらここに来てね｣


そう太宰さんが渡してきたのは名刺で。



｢武装、探偵社？｣

確か、異能力を持った人がいるって言う.....。


｢あの、｣


中原｢ほら行くぞ。｣



中也に手を引かれ、聞きたいことが聞けなかった。


中也の車に乗り、近くの海に。



｢にしても中也が武装探偵社の人と知り合いだったなんてね〜。｣



中原｢あぁ、ちょっとな。｣


関係も教えてくれないんだ。



仕事に関係することとかかな。


私は海の写真を撮る。


中也と写真は撮ったことはない。


写真が嫌い、とかで。


だからインスタとか、ツイッターとかはデートをしても料理とか、その場所の写真だけ。



寂しいな、なんて思うけどわがままなんて私のタイプじゃないし。

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