知らない。30 ページ31
家につく。
クローゼットを開け、適当に服を出した。
「服何でもいいんでしょー?」
リビングにいる中也に聞く。
中原「あぁ、別に何でもいいぜ」
私はその返事を聞いて血のついた服を脱ぐ。
その服はそのままゴミ箱に。
黒のスキニーを吐いて白のニットを着る。
「お待たせー」
気軽な格好。
中原「じゃあ行くか。」
そう私の家を出る。
「中也、私はポートマフィアに行ってどうするの?」
中原「首領がいいって言ったらポートマフィアに入ってもらう。
ダメなら諦めるかな。」
「え、私ポートマフィアに入るの?」
ふつーに過ごしたかったんだけどな〜。
まぁ、中也と付き合ってる時点で普通じゃないのか。
中也の車に乗り込み、シートベルトを付ける。
中原「まぁ異能力持ちで、すぐにあれだけのことが出来たら首領は勧誘するだろな。」
「でも私親になんて言えばいいわけ?
私の親一応大手企業の社長だよ?」
一応、ね。
中原「大丈夫だろ、多分。」
中也の大丈夫は信用出来ない。
私自身ポートマフィアに入るのは嫌じゃない。
中也と一緒にいれるし、この異能力が役に立つのなら。
そう思ったりもする。
だけど親は、
異能力を持たない一般人だ。
少し考え方が違うから私は捨てられなかったものの、多分あの親じゃなかったら捨てられていて今頃ここにはいなかっただろう。
そう窓の外を見ながら思っていると、ポートマフィアの本部についた。
「.....でか」
裏の組織とは思えないほどの立派な建物。
中原「入んぞ」
「えぇ、心の準備出来てないんだけど」
なんて言いながら中也に引っ張られた。
210人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ユキ - どひゃーーー!続き楽しみです! (2018年1月30日 1時) (レス) id: abf73e0ad9 (このIDを非表示/違反報告)
小春日和(プロフ) - すっごく更新はやくないですか!?いつも楽しみにしてるんですけど、はやいなーって。今後の展開期待してます!今一番楽しみにしてる小説です!頑張ってください! (2018年1月28日 8時) (レス) id: ced7647d0d (このIDを非表示/違反報告)
美海(プロフ) - 蓮華@天地雷鳴士さん» ありがとうございます!ほんとですか!嬉しいです^^頑張ります! (2018年1月25日 22時) (レス) id: d83be1ad0a (このIDを非表示/違反報告)
蓮華@天地雷鳴士(プロフ) - 題名からしてとても面白そうだったので読んだらとても素敵な話でした…!!はまりました笑 更新頑張って下さい! (2018年1月25日 21時) (レス) id: d5cf0f4cd7 (このIDを非表示/違反報告)
美海(プロフ) - 桜朱さん» ありがとうございます!いえいえ!文才なんて全くですよ.....((汗 楽しみに待っててください! (2018年1月25日 18時) (レス) id: d83be1ad0a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:美海 | 作成日時:2018年1月24日 22時