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放課後、また少年探偵団と共にポアロに来た。
カランカランと中に入り、ドアを閉める。
安室｢いらっしゃい、皆｣
歩美｢安室さん、昨日の先生連れてきたんだよ！｣
安室｢先生？｣
ドアを閉めたが振り返ることが出来ない。
声が一緒。
ゆっくり振り返ると変わっていない彼が居て。
私も、
彼も、
ただ見つめ合っていた。
安室｢っ.....先生でしたか、初めまして“安室透”です｣
零、では無いのか。
だったらさっきのは何なのだろうか。
｢この子達の学校で教師をしています、徳田Aと言います｣
子供達とテーブル席に座り、メニューを見るとオススメにハムサンドがあった。
｢ハムサンド.....｣
元太｢安室の兄ちゃんが作るハムサンドはうめぇんだぜ！｣
｢じゃあハムサンド、お願いします｣
私は安室さんを見る。
安室さんははい、と笑って作り始めて。
ｺﾅﾝ｢先生、やっぱり何も変わらなかった？｣
｢うん、ごめんね｣
光彦｢探している人と繋がっている友達はいないんですか？｣
私はギュッと手を握る。
｢もう仲の良かった友達は.....｣
いないから
ハムサンドを持ってきた安室さんは此方を見た。
安室｢何方かお探しなんですか？｣
｢え、あ、いや.....｣
歩美｢先生は高校の時のお友達を探してるんだよ！｣
安室｢へぇ.....僕は探偵ですのでお話伺っても？｣
笑いかけられる笑顔。
その笑顔は零のものではなくて。
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作者名：美海
| 作成日時：2019年9月16日 21時
