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江戸川くんは毛利探偵の迎えが来て帰っていった。
私はすることも無く、テレビを見るだけ。
テレビでは小学校爆破のニュースで持ち切りだった。
｢そう言えば犯人はどうなったの？｣
パコソンに資料を打ち込んでいる零に聞いてみた。
降谷｢犯人？
犯人なら今は公安にいるが｣
｢え、公安なの？｣
殺人事件ではないけど刑事事件だと思ってた。
降谷｢市立小学校に爆弾を取り付けた時点でテロと断定しても良いだろ。
だから公安にいるんだよ｣
確かにそっか。
｢でも犯人逮捕出来たんだ？｣
降谷｢小学校に入り込んでいる時点で監視カメラを見ればすぐに分かる。｣
｢そっかぁ.....｣
零はパソコンを打つ手をとめ、此方を見た。
降谷｢A、コナンくんを助けに行ったのは構わないが自分の身も大事にしてくれ｣
私の頭に手を置く零。
降谷｢お前を失ったら俺はやって行けなくなる｣
零は少し悲しそうに言った。
｢....うん｣
多分だがお互いに依存をしているのであろう。
一人が怖いのはお互い一緒だから。
零は私の手を握った。
降谷｢籍を入れよう、A当分は仕事出来ないだろう。
家に居ていい、だから俺の隣にいてくれ｣
私は驚きながらも頷く。
｢よろしくお願いします.....｣
これからは零と二人で、
一人にならないように、
共に。
.
Fin.
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作者名：美海
| 作成日時：2019年9月16日 21時
