. 死んだと思っていた初恋の人と再会しました。【降谷零】 (ページ41)

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ﾋﾛ｢楽しみにしてる｣

ヒロはいつもの笑顔でそう言って。

私は強く頷いて、他の三人を見る。

松田｢彼奴の事、よろしくな｣

荻原｢早くこっち来たら二人とも呪うからね？｣

伊達｢人生楽しめよ、
お前とは仲良くなれそうだし、死後が楽しみだ！｣

ﾋﾛ｢何年先のこと言ってんだよ｣

バンっと背中を叩かれていたが三人ともかっこいい笑顔を向けてくれて。

｢空から見ていてね｣

私は光に包まれて帰ろうとした時にヒロが叫んだ。

ﾋﾛ｢空からじゃなくて傍で見れるけどな！！｣

｢夢壊すなコノヤロー！！！｣

ニシシッと笑いながらゆっくりと目を閉じる。

体が軽くなったかと思うと熱さと痛さが体を巡った。

降谷｢A.....｣

零の声が鮮明に聞こえる。

ゆっくりと痛みを耐えながら目を開けると心配そうな顔をした零が顔を覗き込んでいて。

｢れ.....い｣

降谷｢っ！！！

良かった、

良かった.....！！！｣

零は直ぐにナースコールを押してくれる。

体が思うように動かない。

全身が熱い、

だけど、生きている。

｢れ、い.....

寝てたら、ね

居た、んだよ、ヒロ、達｣

顔は火傷が少ないようでまだ話せる。

だが喉の痛みが凄い。

降谷｢そうか、

会えたのか、｣

私は小さく頷いて天井を見る。

江戸川くんは無事かな？

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