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蘭ちゃん達と少しだけ話して飲んでいた紅茶が無くなった時に席を立つ。
｢これから買い物に行くから今日はこれで｣
園子｢えぇー！もっと話聞きたかったのに〜.....｣
｢また今度ね。
江戸川くんはまた週明けにね｣
ｺﾅﾝ｢うん！｣
カバンを持ってお会計を零にしてもらう。
｢今日家来るの？｣
安室｢いや、多分行けないと思う.....。
行けたら勝手に行くから｣
｢分かった｣
お金を払って店を出ようとすると零がドアを開けてくれて。
安室｢気をつけて。｣
｢ありがとう、それじゃあまた｣
手を振ってポアロから出ようとすると零が腕を掴んだ。
安室｢梓さん、少しここ任せますね！｣
腕を引いて零に連れられた所は建物と建物の間の細道。
ここは道からは見えにくくなっていて、私たちの後を着いてきたのは一人の眼鏡を掛けた男性。
降谷｢風見、何故ここに来た。
極力会わないはずだろ｣
風見｢すみません、近くに部下が見張っているので。
上層部が彼女さんの事を報告しろと｣
チラリとこちらを見られる。
零は私の腕を引いて背中に隠した。
降谷｢上層部が？
プライベートの事だ、関係ないだろう｣
風見｢彼女さんを守るためだと分かっているはずですよ、降谷さん。｣
私は零の袖を引っ張る。
｢零、良いから｣
零の後ろから隣に移り、眼鏡の人を見る。
｢徳田Aと言います。
帝丹小学校一年A組の担任をしており、零とは中学の頃からの友人です。
周りの身内のことなどを調べるのであればご自由にしてください。
両親もどちらも他界していますし、仲のいい友人は零達だけだったので何も出てこないかとは思いますが｣
風見｢ありがとうございます、私は降谷さんの部下の風見裕也と申します。｣
風見さん、
私達より年上に見えるが零はそれほどいい立場なのだろうか。
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作者名：美海
| 作成日時：2019年9月16日 21時
