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零も一人だったんだ、
それなのに弱音も吐かずに今までずっと、
私は本当に弱い人間だなぁ。
｢また今度お墓参りに行きたいな
その友人の人のもだしヒロ達のも。｣
降谷｢俺の仕事が落ち着いたら必ず行こう
彼奴ら紹介してやらないと｣
笑ってオムライスを完成させた。
零が綺麗に卵を被せてくれたため美味しそうだ。
降谷｢仕事はどうだ？｣
｢仕事？めちゃくちゃ充実してる。
一年生だから皆可愛いんだよねぇ、まぁ走り回るのは歳的に疲れてきたんだけどね｣
鬼ごっことかは私が鬼になることが多いし。
降谷｢元々体力が無かったもんな。
どちらかと言うと勉強の方が得意だろ？
なんで中学とか高校の方に行かなかったんだ？｣
｢中学生の教師免許は持ってるんだけど、やっぱり小学校の方が楽しいかなって。｣
親御さんの我儘はとても多いけど。
オムライスを食べ終えてからヘアアイロンを温める。
降谷｢洗い物しておくな｣
｢ありがとう｣
数十秒で温まったヘアアイロンを使い髪を内巻きにしていく。
｢そう言えば零ってショート派だったっけ？｣
降谷｢俺か？俺はどちらかと言うと長い方だな。｣
｢あれ？そうだったっけ。｣
ショート派ってのは.....
降谷｢ショート派なのはヒロだろ？
ほら、波山がショートだったから｣
｢あぁそうだ、ヒロは波山が好きだったもんねぇ。｣
波山もヒロのことが好きだったのに。
｢向こうで仲良くしてるといいんだけど｣
降谷｢嫌ってほどしてるだろ｣
そうでなくちゃね。
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作者名：美海
| 作成日時：2019年9月16日 21時
