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休日。
日中走り回っているせいかいつも休日は昼前まで寝ている。
スマホで時間を確認しようと棚に手を伸ばすとテレビの音が聞こえて。
テレビつけて寝たっけ.....
と考えるが消した記憶がキチンとある。
ガバッと起き上がると零がテレビを見ていて。
降谷｢起きたか｣
｢お、おはよう.....？
てか起こしてくれたらいいのに.....｣
ふぁあと欠伸をしながら背伸びをする。
降谷｢気持ちよさそうに寝ていたからな。｣
ベッドに座り、ボーッとする。
時計を見ると十一時前で。
降谷｢もう夜食は持ってくるなよ？｣
｢えぇ〜なんで？｣
降谷｢作るのに時間もかかるし気を使わなくていいんだよ｣
そこまで言うなら仕方ないか。
｢分かったよ、
タッパーはどうしたの？｣
降谷｢もう洗って乾燥機に入れている
それより寝癖ひどいぞ？｣
｢ありがと。
寝癖？.....洗面所｣
髪を触りながらベッドから降りて洗面所に入る。
確かに寝癖が酷くて。
髪を櫛で梳かし緩く斜めに括る。
リビングに行くと零は缶コーヒーを飲んでいて。
｢コーヒーなら棚にあったのに。｣
降谷｢そうなのか？
そこまで見てないな
でもコーヒーなんか飲めないのになんで.....｣
そう言われ大学時代の思い出が蘇る。
｢ゼミで飲めないコーヒーを飲まされてたからね｣
楽しかったが苦い思い出だ。
降谷｢ゼミか.....
大学の友人とは連絡は取ってないのか？｣
｢向こうも教師になってて忙しいからね。
中々取れないよ。
担任を持つとそのクラスの事で忙しくなっちゃうしね｣
降谷｢そう言うもんなのか｣
私は欠伸をし、冷蔵庫から牛乳を出して飲み干す。
お昼が近いため朝ご飯は頂かない。
と言うより零、仕事はどうしたんだろ。
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作者名：美海
| 作成日時：2019年9月16日 21時
