. 死んだと思っていた初恋の人と再会しました。【降谷零】 (ページ22)

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零の仕事は連絡を頻繁には取れないだろうけど、死んでいると思っていたのだから断然マシだ。

パソコンを打つのを辞め、零は隣に座る。

肩に掛けていたタオルを取ってガシガシと拭いてくる。

降谷｢嫌というほど連絡取ってやるから心配するな｣

｢わ、ちょ、ボサボサになる.....！！｣

抵抗をしているとバランスを崩してしまい、お互いベッドに倒れ込んだ。

零の顔が近くにあり、そのまま引き寄せられるがままキスを落とす。

離れられないように零は背中に腕を回していて。

段々とキスは深いものになっていった。

｢んっ.....んんっふぅ.....｣

零の厚い胸板を叩くと零は離してくれて。

降谷｢昔より上手くなったな｣

｢そりゃあ何人かとは付き合ってたしねぇ.....｣

降谷｢息もできなかった癖に｣

｢それぐらい時が経てば私だって学ぶし｣

自分から話を振ってきたくせに勝手に嫉妬をして。

降谷｢へぇ.....じゃあその男達を忘れるような事するか｣

零はニヤッと笑い、悪戯を思いついた子供のような顔になっていた。

｢え、｣

それからドライヤーも出来ずに零の思うがままになってしまったことは言うまでもない。

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