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ご飯を食べたあと、零は仕事があるからと帰っていった。
のほほんと職員室に入ると隣の席の小林先生が話しかけてくる。
小林｢おはようございます、徳田先生
今日はいつもより明るいんですね？｣
｢あははっ.....わかっちゃいます？｣
小林｢分かりますよ〜、何かいい事でも？｣
私は小さく笑う。
｢久々に会った元カレとヨリを戻しまして.....｣
小林｢えぇ？！おめでとうございます！
ど、どういう経緯で？｣
｢まぁ色々とありまして.....
初恋の人だったので嬉しくて｣
小林｢初恋の人なんですか？余計に羨ましいですね〜.....
よく初恋の人とは結ばれないって聞きますけど徳田先生の話を聞いていたら希望はありますね｣
｢もういい年なのでここでケジメを付けれたら良いんですがね.....｣
授業の用意をしながら雑談をしていると朝礼が始まって。
近所の様子などを校長から聞き、子供達に伝え無ければいけないことをメモを取る。
朝礼が終わると担任を持っている先生が動き始めて、私も出席簿を手に小林先生と教室に向かった。
教室に入ると皆座り始めて。
｢おはようございます！｣
児童｢お〜は〜よ〜う、ご〜ざ〜い〜ま〜す！！！｣
｢うん、いい挨拶です！
今日は先生から皆に知っていてほしいことを話します！
よく聞いて覚えていてね。
最近、この近くで悪い人がいるの。
その人は、皆のような小さい子を追いかけているから帰る時は家が近くの子と帰って一人では帰らないように！｣
児童｢はぁーい！｣
米花町から犯罪は無くなることはないだろう。
だがこの子達が巻き込まれる必要はないのだ。
｢先生達も、帰る時にこの近くを歩いているから何かあったら先生に話しかけてね｣
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作者名：美海
| 作成日時：2019年9月16日 21時
