. マフィア幹部の彼女は青葉城西でマネージャーしてるらしい

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部活も終わり、日の明るい時間が長くなっている時期。




いつもは途中までみんなと一緒に帰るが今日は任務があるため部室前で分かれる。





スマホを鞄から取り出して電話帳から中也を選んで電話を掛けるとすぐに出てくれて。




中原『なんだ』



｢入金出来てた？｣



中原『ちょっと待て、今見る』




パソコンから入金を見ているのかマウスを動かす音がする。




中原『百万ぴったり入金されてるぜ。
手前、今どこだ？今日そっちで任務だっただろ』




｢丁度部活終わって帰っているとこ。｣




矢巾｢Aさーん！｣




その声が聞こえ振り返ると城西のメンバーが此方に来ていて。



いつもとは違う道なのに。




｢ちょっとごめん。｣




私はスマホを耳から離し、みんなを見る。




金田一｢今日はこっちなんすね！｣




｢うん、みんなは？｣




ニッコリと口角を上げながら言うと及川達が私の隣に来て。



及川｢ラーメン食べて帰ろってなってね、

Aも行く？｣




｢あー、行きたいのは山々なんだけど用事があるのごめんね。
それじゃあ電話してるから｣



私はスマホをまた耳に当て、みんなより一歩前を歩く。



｢ごめんごめん、でなんだっけ？｣




中原『部活の奴か？』



｢そう｣



中原『余り深く関わってんなよ。
別れが辛くなるぞ。』




｢それぐらい分かってる。
それじゃ、報告は任せたわよ｣



私は電話を切ってから時計を見る。




少し時間が押してるな。




そう思いながら私は小走りで目的の倉庫まで向かった。



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