. 仲の悪い彼に11年越しの片想い。【降谷零】

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ｺﾅﾝ｢お姉さん、安室さんと知り合いなの？｣



｢え？｣




安室？




“降谷”じゃないの？



いやでも私の事見て皿を落としていたし。





安室｢彼女は、僕のライバルと言った所でしょうかね｣




｢っ｣



いつの間にか私の隣に立っていた彼。




私だけに聞こえる声で、合わせろ。と言ってきて。




｢ほんっと昔っからねぇ.....｣




会えたと言う嬉しさと、なんでと言う疑問が頭の中で埋め尽くされる。




いつの間にか私の肩に手を回していて。




安室｢まぁいいじゃないですか｣



私は手を振り払う。



｢よくない！
私は負けたつもりないんだからね、卒業考査で負けたけどまだ機会はあると思ってるんだから！｣




ふんっと顔を逸らす。




安室｢学校卒業したのに何処で機会があるって言うんだよ.....｣



｢だからそれは.....って、負けるのが悔しいからそう言ってるんでしょ。｣





安室｢誰がお前に負けるって？
万年二位のくせに｣




｢誰が万年二位ですって？
あんたは大体いつも.....！！｣




昔のように言い合っていると真純ちゃんが私達の間に入って止めてくる。




真純｢まぁまぁ、二人とも落ち着いて。｣




園子｢安室さんとAさん、仲良いんですね〜｣




｢仲良くない！｣





安室｢仲良くないです！｣




私達は声を合わせて言って。




そしてまた目を合わせてふんっと顔を逸らした。





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