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ご丁寧に食事やらお風呂を用意してくれる怪盗キッド。
ニュースでは大きくホテルが爆破されたことが報道されていて。
行方不明者も居るようだ。
ソファーに座らせてもらいながら温かい紅茶を飲んでいると、お風呂上がりの怪盗キッドが頭を拭きながらリビングへと来た。
快斗「騒動は収まったようだがまだ幹部数人捕まえれてねぇらしい」
「ねぇ君はなんで他人の、全く関わりのない私に正体を明かしてここまでしてくれるの?
幾らコナンくんの知り合いだからと言ってもふつうはしない事よね?」
ニュースをジッと見ながら言うと隣に腰をかける怪盗キッド。
キッド「別に意味はねぇよ、」
「死ぬかもしれないのにこんなリスクを背負うなんてただの馬鹿じゃないの?」
キッド「あんたの旦那が見逃すと言ったんだ。
それを取っただけだ。」
理由は話したくない、か。
私は自分の荷物を漁る。
スマホは入っていて。
スタホを取り出し、電源を入れると通知が多くて。
多くは同級生からだった。
その中の一つは零で。
私が丁度捕まった時間帯。
心配、かけちゃったな。
私は紅茶を飲み干して机に置く。
青子「快斗ー?まだ起きてんの?」
そう玄関の方から来たのは可愛らしい女の子。
青子「え、どちら様?」
快斗「何勝手に入ってきてんだよ、青子」
青子「いや、お父さんも帰らないし暇してたら電気ついてるのが見えたから。
で?どちら様なの?」
私はソファーから立ち上がりニッコリと微笑みかける。
「初めまして。
快斗くんのお母さんの従姉妹の降谷Aと言います。
ちょっと近くまで来たから寄らせてもらつたの」
私は嘘を吐き、信じ込ませる。
嘘をつくのは気分が悪いが仕方が無いだろう。
他人がこんな時間にいたら怪しいし。
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shibuyu(プロフ) - まさかそう来るとは…風見さぁん!許してやってくれ! (2019年7月21日 16時) (レス) id: 8ac4695b82 (このIDを非表示/違反報告)
明里香(プロフ) - 28話に誤字がありました。「専業主婦に鳴っても」ではなく、「専業主婦になっても」です。 (2019年7月15日 22時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
shibuyu(プロフ) - 結婚…すごいです!でも、どうせ結婚するなら式あげてほしいなぁー (2019年7月15日 12時) (レス) id: 8ac4695b82 (このIDを非表示/違反報告)
明里香(プロフ) - 26話に誤字がありました。「し事」ではなく、「仕事」です。 (2019年7月14日 23時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
美海(プロフ) - 明里香さん» 教えていただきありがとうございます! (2019年7月14日 17時) (レス) id: 8493b8cb9c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:美海 | 作成日時:2019年7月3日 21時