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ハンググライダーで空を優雅に飛ぶ怪盗キッド。
顔も近く、10代に見える。
そりゃ人気出るわな。
「眼鏡の探偵って、コナンくんのこと?」
先程疑問に思ったことを聞いてみる。
キッド「おや、もうこの高さに慣れたんですか?
先程はあんなに騒いでいたのに。」
「別に驚いただけ。
質問に答えて。」
キッド「えぇ、貴方の仰る通りコナンくんですよ。
彼とは切れぬ縁がありますからね。」
私はへぇ、と小さく言いながら空から街を見下ろす。
いつの間にかもう夜のため、街は人が少ない。
小さな公園に降りたかと思うと、キッドはハンググライダーを閉じた。
キッド「さて、行きましょうか」
「え、帰らしてくれないの」
キッド「騒動が収まるまでは匿っておけと言われたものでね。」
キッドはそう言いながらまたバサッと服装を変えた。
その姿は学ランを来た男子高校生。
「え。」
快斗「俺は黒羽快斗。
見ず知らずの俺の家に来てもらった方が安全だろ」
いや若いなとは思っていたけど怪盗キッドの本来の姿が男子高校生ってどうなのよ、
「っ、いやいや!!
親御さんに悪いし」
快斗「親は海外に居るから大丈夫だって。
それに隣の家の親父も警察だから安心だろ?」
そう言う問題じゃない。
高校生の自宅に上がり込むのは年齢的に抵抗がある。
快斗「お前の旦那からの要請だ。
俺を捕まえねぇ代わりにお前を守れってな。
こんな所に長居も出来ねぇ、行くぞ」
手首を掴まれ、そのまま怪盗キッドの家へと向かった。
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shibuyu(プロフ) - まさかそう来るとは…風見さぁん!許してやってくれ! (2019年7月21日 16時) (レス) id: 8ac4695b82 (このIDを非表示/違反報告)
明里香(プロフ) - 28話に誤字がありました。「専業主婦に鳴っても」ではなく、「専業主婦になっても」です。 (2019年7月15日 22時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
shibuyu(プロフ) - 結婚…すごいです!でも、どうせ結婚するなら式あげてほしいなぁー (2019年7月15日 12時) (レス) id: 8ac4695b82 (このIDを非表示/違反報告)
明里香(プロフ) - 26話に誤字がありました。「し事」ではなく、「仕事」です。 (2019年7月14日 23時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
美海(プロフ) - 明里香さん» 教えていただきありがとうございます! (2019年7月14日 17時) (レス) id: 8493b8cb9c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:美海 | 作成日時:2019年7月3日 21時