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少しして私が無関係だと晴らされた。
やはり上層部に手を貸していたのは部長。
大手企業だからか大々的に報道されてしまって。
両親から心配の声と、これからどうするのか、との声がが上がった。
「当分仕事はないかなぁ」
あっても苦情の電話などの応対だろう。
安室「じゃあ辞めたらどうだ?」
「貯金はあるけどずっとは無理だし。
でも辞めるなら今だよねぇ」
警視庁から解放され、そのままポアロへと来た。
梓さんは買い出しに行っていて、昼食の時間を超えたからか客は少ない。
カウンターに座ってコップを拭いている零と話す。
安室「専業主婦ってでもあるんだが」
「付き合って間もないのにそれはちょっとねぇ.....」
安室「交際0日婚の人も居るほどなんだし。別に気にする程でもないだろ。
と言うか結婚してくれた方が守りやすいんだが。」
小さな声で言う零。
“彼女”って立場より“妻”の立場の方が隠しやすいからだろう。
「でもなぁ.....」
安室「ま、考えてくれたらいいよ。」
零と結婚したらどうなるんだろう。
両親は零の様な職を理解している人達だ、心配はない。
だが今日の公安の様子を見ていたら只々私は邪魔でしかないのではないか。
ポアロにいた一人のか客帰っていき、私と零の二人きりとなった。
降谷「まだ組織にはバレていない、
組織が帰ってくる前に事を済ませた方が良いんだよ」
そうなのだろうけど付き合ってまだ一日も経っていない。
幾ら長く一緒に居てもこれからの事だ。
急には決められない。
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shibuyu(プロフ) - まさかそう来るとは…風見さぁん!許してやってくれ! (2019年7月21日 16時) (レス) id: 8ac4695b82 (このIDを非表示/違反報告)
明里香(プロフ) - 28話に誤字がありました。「専業主婦に鳴っても」ではなく、「専業主婦になっても」です。 (2019年7月15日 22時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
shibuyu(プロフ) - 結婚…すごいです!でも、どうせ結婚するなら式あげてほしいなぁー (2019年7月15日 12時) (レス) id: 8ac4695b82 (このIDを非表示/違反報告)
明里香(プロフ) - 26話に誤字がありました。「し事」ではなく、「仕事」です。 (2019年7月14日 23時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
美海(プロフ) - 明里香さん» 教えていただきありがとうございます! (2019年7月14日 17時) (レス) id: 8493b8cb9c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:美海 | 作成日時:2019年7月3日 21時