1 ページ1
.
「っ、今回のテストこそはあんたに勝つんだから!!」
降谷「はっ、今回もどうせ俺が勝つに決まってる」
いっつも余裕ぶっこいて、いっつも一位の彼奴。
どれだけ勉強をしても、いっつも二位の私。
小、中、高と同じことをしていたからか、みんなからは“犬猿の仲”と呼ばれるようになった。
確かにライバルだし、私が一方的に喧嘩を売っていた。
向こうはシレッとその喧嘩を買ってくる。
それでも、
私はそんな彼奴が好きだった。
悔しくもあった。
泣きたい時もあった。
でも彼奴と競ってる時が一番楽しかったから。
それは大学でも、社会に出ても何処かで出来ると思っていた。
私の理想に過ぎなかった。
彼奴は高校を卒業後、パタリと連絡も寄越さなくなった。
成人式にも来なかった。
私の恋は、直ぐに散って枯れた。
.
608人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
shibuyu(プロフ) - まさかそう来るとは…風見さぁん!許してやってくれ! (2019年7月21日 16時) (レス) id: 8ac4695b82 (このIDを非表示/違反報告)
明里香(プロフ) - 28話に誤字がありました。「専業主婦に鳴っても」ではなく、「専業主婦になっても」です。 (2019年7月15日 22時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
shibuyu(プロフ) - 結婚…すごいです!でも、どうせ結婚するなら式あげてほしいなぁー (2019年7月15日 12時) (レス) id: 8ac4695b82 (このIDを非表示/違反報告)
明里香(プロフ) - 26話に誤字がありました。「し事」ではなく、「仕事」です。 (2019年7月14日 23時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
美海(プロフ) - 明里香さん» 教えていただきありがとうございます! (2019年7月14日 17時) (レス) id: 8493b8cb9c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:美海 | 作成日時:2019年7月3日 21時