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お母さんはどんな人なのか気になるようで。
「お母さん、真面目な話だからちょっと黙って。」
そう言うとお父さんもお母さんも真剣になってくれて。
「今、お付き合いしているのは降谷零。
小中高と同じクラスで隣の席だった彼。」
二人共目を見開いて。
「付き合ってまだ数日だけど、彼には結婚をしようと言われている。
それは彼の職業が危険なものだから。」
秀一がFBIのため、それなりに理解もあるし父も国家公務員。
「彼の職業は普通は家族でも友達でもいうことができない。
だけど私達の事を信用して話してもいいと言ってくれた。」
父「そんなこと、本当に話してもいいのか。」
「私もここに来るまでに何度も聞いた。
それでも家族になるんだから、と言って。
あ、でも秀一がFBIってのが大きいかも。」
母「それで?降谷くんは何のお仕事を?」
私は二人を見る。
「警察庁のゼロ。
潜入捜査官をしてる。」
そう言うと父は目を見開いた。
父「ゼロってお前.....
中々なれないものに降谷くんはなってるのか」
私は小さく頷く。
母「今もどこかに潜入していて、結婚しないと危険ってわけね.....
まぁいいんじゃないの?
降谷くんは信用できるし」
父「確かにそうだな。
逆に降谷くんじゃないと無理だろ。」
なんて笑いながら言われて。
軽いな、と思いながらも二人に感謝する。
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shibuyu(プロフ) - まさかそう来るとは…風見さぁん!許してやってくれ! (2019年7月21日 16時) (レス) id: 8ac4695b82 (このIDを非表示/違反報告)
明里香(プロフ) - 28話に誤字がありました。「専業主婦に鳴っても」ではなく、「専業主婦になっても」です。 (2019年7月15日 22時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
shibuyu(プロフ) - 結婚…すごいです!でも、どうせ結婚するなら式あげてほしいなぁー (2019年7月15日 12時) (レス) id: 8ac4695b82 (このIDを非表示/違反報告)
明里香(プロフ) - 26話に誤字がありました。「し事」ではなく、「仕事」です。 (2019年7月14日 23時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
美海(プロフ) - 明里香さん» 教えていただきありがとうございます! (2019年7月14日 17時) (レス) id: 8493b8cb9c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:美海 | 作成日時:2019年7月3日 21時