１５ ページ15
.
コナンくんと哀ちゃんを見送るために子供たちは外に出てきて。
私は二人を車に乗せ、窓を開けてあげる。
元太｢食べすぎて腹壊すなよー！！｣
光彦｢また遊びましょう！｣
歩美｢元気でね！！哀ちゃん、コナンくん！！｣
ｺﾅﾝ｢おーう！｣
灰原｢それじゃあ｣
｢もういい？｣
灰原｢ええ｣
私はアクセルを踏み、ゆっくりと車を動かす。
段々と早く走らせるとみんな手を振っていて。
私は窓を閉めた。
｢さて、今から公安に向かうよ｣
ｺﾅﾝ｢なぁ、Aさん
蘭達に一度会っておきたいんだけど。｣
｢.....新ちゃんがそう言うならいいけど
蘭ちゃん達は学校？｣
学校なら少々面倒だ。
ｺﾅﾝ｢いや、テスト期間だから探偵事務所にいると思う｣
それならまだいい。
｢哀ちゃん、寄ってもいい？｣
灰原｢えぇ、いいわよ｣
私は途中で右に曲がり、探偵事務所へと向かう。
コナンとして最後に会う。
会っておきたいだろう。
急に居なくなってしまったと思わせないように。
私は探偵事務所の前の路肩に車を付ける。
新ちゃんはドアを開け、探偵事務所へと上がっていく。
私も哀ちゃんも車から降りて新ちゃんに続いて。
ｺﾅﾝ｢蘭姉ちゃん！｣
蘭｢コナンくん？学校はどうしたの？！｣
毛利｢そうだぞ！坊主！｣
蘭｢Aさんに、哀ちゃんも！
何で？｣
私はニッコリと笑いかける。
ｺﾅﾝ｢僕、お父さんとお母さんの所に戻るんだ｣
その言葉に蘭ちゃんも毛利さんも驚いて。
蘭｢そんなの、急に.....！！｣
｢ごめんね、蘭ちゃん。
本当なら昨日伝えれば良かったんだけどこっちも急に決まっちゃってね｣
毛利｢でもなんでAちゃんが坊主の？
それにそっちのガキだって.....｣
｢コナンくんとは遠い親戚だからね、私が代わりに。
哀ちゃんもアメリカに引っ越すことになったから一緒に帰っていたんです。｣
私はそんな嘘を言う。
｢もう直ぐに二人は行かないといけなくて。
それでもコナンくんと哀ちゃんが二人お礼を言いたいと言ってね｣
哀ちゃんは言ってないけど。
なんて思いながら言っていると蘭ちゃんは二人を抱きしめて。
蘭｢いつでも来ていいからね！｣
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 952人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ソーセージ(プロフ) - すごく面白かったです!!13話、回毒薬ではなく解毒薬ではないでしょうか。読み方も、「かいどく」ではなくて「げどく」ですね笑これからも面白い作品をたくさん作ってください！楽しみにしてます！！ (2020年4月21日 9時) (
レス) id: 711a78eb36 (このIDを非表示/違反報告)
寧々 - とっても面白かったです！読み始めてから一日で終わってしまいました。新作も読んでみようと思います。応援しています。 (2020年3月18日 8時) (レス) id: c2e5a10dd5 (このIDを非表示/違反報告)
ぷぅ(プロフ) - 完結おめでとうございます(#^.^#)毎日楽しく読ませていただいてます(≧∇≦)大好きな作品なので完結してもこれからも何度も��読ませていただきますね(*^_^*)お疲れ様でした(^-^) (2019年6月2日 15時) (レス) id: b4f5c0261e (このIDを非表示/違反報告)
美海(プロフ) - ゆんすずさん» いえいえ、こちらこそすみません！ありがとうございます (2019年6月2日 8時) (レス) id: 8493b8cb9c (このIDを非表示/違反報告)
ゆんすず(プロフ) - 美海さん» すみません！私の勘違いでした！ご迷惑おかけしました。これからも頑張ってください！ (2019年6月2日 3時) (レス) id: 0430e24f17 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：美海
| 作成日時：2019年5月22日 23時
