１６ ページ16
.
職員室に先生達が此方を向くが、気にせずにお財布を持って食堂へと向かった。
相澤｢どうかしたのか｣
｢あ、相澤先生。
武装探偵社って事隠した方が良いんですかね？｣
相澤｢さぁな、そこは探偵社に聞け。
護衛の事は話すなよ｣
やっぱり護衛の事は話しちゃダメなのかぁ。
てか護衛の事を話したらかっちゃん絶対怒るし。
｢りょーかいしましたァー｣
私はポケットからスマホを取り出して国木田さんに折り返し電話をかける。
数コールで出てくれる国木田さん。
｢あ、国木田さん？｣
国木田『職員室に着いたのか。
それで話だが、ポートマフィアに着いてだ。』
ポートマフィア？
聞いたことの無い組織。
｢誰ですか？それ｣
国木田『ヨコハマの港を取り締まるマフィアだ。
異能力者も居る組織で色々と厄介でな。
メェルで写真は送るが、芥川龍之介に出会ったら絶対に逃げろ。
指名手配されている厄介なやつだ。』
｢指名手配、ですか｣
聞いたことがある名前。
ニュースなどでも交番を爆発させたときに見る名前だ。
そんな奴がヨコハマに居たなんて思いもしなかった。
敵では無いからヒーローは手が出せないのか。
｢分かりました。
あぁ、そうだ国木田さん。
友達に武装探偵社って事言ってもいいんですか？｣
国木田『いや、言うな。
何処から情報が漏れるか分からん。
護衛の事も生徒にバレては面倒だからな。』
あー、そっか。
ここに来ているということはみんな頭がいい証拠。
感づきやすいか。
頭が良くても気づかない人は気づかないだろうけど念の為、ってね。
｢りょーかいしました｣
私は電話を切り、はぁ、と深く溜息を着く。
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 492人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
美海(プロフ) - そらをさん» ありがとうございます、、(小声) (2019年5月12日 14時) (
レス) id: 8493b8cb9c (このIDを非表示/違反報告)
そらを(プロフ) - 24が二つありまっせ、、（小声） (2019年5月12日 11時) (レス) id: 571977b1a6 (このIDを非表示/違反報告)
コンマ(プロフ) - 一目ぼれてもおもしろくてヤバイです。あの・・かっちゃんの口に突っ込むのでは・・?とても好きな作品です!!これからも応援してます! (2019年5月5日 15時) (レス) id: 857f6f2c6f (このIDを非表示/違反報告)
クロッキー(プロフ) - 最近見た作品で一番好きです！更新頑張って下さい！ (2019年5月2日 20時) (レス) id: 3248997e70 (このIDを非表示/違反報告)
美海(プロフ) - かぼさん» ありがとうございます！頑張ります (2019年5月2日 15時) (レス) id: 8493b8cb9c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：美海
| 作成日時：2019年5月1日 13時
