. 暗殺教室出身の彼女は現在公安警察官

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律に怒ることも出来なく、ただこのスマホの電話番号は教えないでとだけ釘をさした。




このスマホの電話番号までをみんなに教えてしまっては面倒だから。





スーツに着替えて、また公安に戻るとみんなもう仕事を始めていて。




律｢へぇ.....此方がAさんの職場ですか｣




小さな声で言う律の声が聞こえてくる。




私はスマホを顔の近くにする。




｢黙ってないと電源切るからね｣




テレビの音が聞こえ、チラリと見る。




朝の報道番組で月の事が話されていて。




数ヶ月に一度、月の事が報道される。




今は後も形もない。




いや、見えないだけ。




多分もうすぐ月となるだろう。





ｱﾅｳﾝｻｰ『12年前、悲劇は起こりました。
突如三日月となった月。

月を壊した“化け物”が今度は地球を壊すといい、
都内の中学三年生が人質となったあの年。』




私だけではなく、周りも気になっているようで釘付け。




当時の映像まで流れ始め、あの日の、






あの無責任なメディアの報道が流れる。





私達が反論しているのにも関わらず、辛かったねとか言われたあの時。





テレビに近づいてリモコンでテレビを消す。




｢.....テレビばっかり見てないで仕事するよ｣




自分自身が思い出したくない、そんな理由とみんなにバレたくないとの理由で私は勝手にテレビを消す。






降谷｢少しぐらいはいいだろ｣




降谷さんが私の手からリモコンを取り、またテレビを付けた。




丁度私達が防衛省にお金を返し、ている所で烏間先生は勿論私達も映っていて。





風見｢この人、この間来た.....｣




ｱﾅｳﾝｻｰ『当時の中学生はもう26歳となり、社会に出ています。
ですがあの忌わしい年を忘れることはないでしょう。
取材班は当時の現場へと向かいました。』




そして映ったのはあの山。




前で撮っているのだと思っていたが中にまで入っていて。



｢.....誰が許可したの.....｣




今あの山は私達の所有地。




みんなが許可するわけが無い。




取材班『此方の校舎で生徒達は生活していたと見られております』




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