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私ははぁー.....と溜息をつきながらカルマを見る。
カルマ「さっきの条件、忘れんなよ」
「条件?
教えたじゃない」
カルマ「飲み会だってば。
月一でやってる飲み会。
Aが来るって言ったら意地でもみんな来るでしょ。
数年音沙汰無しだった俺らの“首謀”なんだから」
「行ける日なんてないよ、私はそこまで暇じゃない。」
カルマ「だったらみんなに話してもいいんだよ?
仕事のこと。」
私は顔を歪めながらスマホの手帳を開く。
ポアロの帰りに寄るしかないか。
でもポアロの帰りは降谷さんに会ってからだから危ない。
でも仕事の帰りは何時になるか分からない。
一度仕事を抜けて行くのもありだが、匂いが酷いだろうし。
仕方がない、ポアロに寄ってから一度家に帰ろう。
その方法が一番安全かつ、楽だ。
「.....分かった。
次の飲み会はいつ?」
カルマ「来週の日曜、午後六時から。
昔から店は変わってないからそこの前で集合だよ
もし遅れても普通に入ってきていいから」
飲み会の場所も何も変わってないってわけね。
来週の日曜は何も無い。
「はぁ.....わかった。
みんなには言わないでよね」
カルマ「もっちろん。
俺が言うように見える?」
「見えるから言ってんのよ!!」
私はツッコミを入れながら今更どうしようと頭を抱えた。
部下「徳田さん、車の準備が出来ました。」
「ありがとう。
カルマ、帰れるわよ」
私は立ち上がりカルマを見る。
カルマ「なにA送ってくれるの?」
「私は送らないわよ、部下に送ってもらって。」
カルマを立たせて私はカルマにカバンを渡す。
カルマ「ねぇ、A」
「ん?」
カルマ「Aが良くてもみんなが良くない事は覚えてて。」
それだけいいカルマは直ぐに部下に連れられて帰っていく。
カルマが帰ったのを知った降谷さんがこちらに来て。
どこかまだ信じれていないようだった。
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白狐(プロフ) - 闇猫/暇人の極み さんに一票 (2020年6月1日 19時) (レス) id: 348cf1e7b1 (このIDを非表示/違反報告)
闇猫/暇人の極み(プロフ) - 番外編で安室さんに夢主が暗殺教室について話す話見たいです☆← (2019年6月17日 17時) (レス) id: 23b572a142 (このIDを非表示/違反報告)
ルナ(プロフ) - 面白かったです!更新のたびに読ませて頂いていました!私も青葉城西推しで、及川と岩泉はもう最高ですww国見も!次回作も楽しみにしていますので、頑張ってください! (2019年6月10日 6時) (レス) id: 86ef9860a7 (このIDを非表示/違反報告)
波風(プロフ) - 次回作も楽しみにしております! (2019年6月9日 21時) (レス) id: 61ef6d0ef5 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうか - 更新楽しみにしています! (2019年6月8日 15時) (レス) id: b94520bca5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:美海 | 作成日時:2019年6月1日 23時