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車の中でカルマは私の肩に頭を預けてきて。




部下達は驚きつつも何も言わなかった。




裏道から中に入り、カルマを公安部まで連れていく。



「ごめんね、カルマ」



カルマ「Aが着いていてくれるんでしょ?
だったら別にいいよ」




カルマを取調室に入れ、私も入る。




警視庁公安部の人間が事情聴取をする。




なるべく口を挟まないつもりでいるが、たまに行き過ぎる時があるためそれを見張る。





部下「上司、立花亮太がテロ組織と手を組んで居たことは知っているか?」




カルマ「いや、知らないけど。
俺が怪しいなーって思ってるのは薬の方。

たまに変なこと言ってたし様子もおかしかったからね」




薬のほうか.....




私は壁に寄りかかって話を聞く。




部下「本当に知らなかったんだな?
隠していても直ぐに分かるぞ」




カルマ「だから隠してないって。

元々俺、あの人苦手だったし。」



カルマはギシッと背もたれに凭れて。




部下「こっちも情報は上がってんだぞ!!」




バンッ!と机を叩く部下。




カルマ「情報?

それほんとに俺なわけ?
あの人部下結構多いけど。
俺が一番側近なだけであって違う人かもしれないじゃん」




部下「っ!!」




部下は何も言い返せないようで。



私は部下が持っている資料を取り見てみる。




部下「だったら何故薬をやっているかもしれないと分かっていながら通報しなかった!」




カルマ「やっているかも分からないのにそう簡単に通報出来ないでしょ。
ただ頭の可笑しい人かもしれないし。
それに上司を通報するって相当勇気いると思うけど?」




カルマに言葉で勝てるわけがない。



私達の“参謀”なんだから




そう思いながら私は懐かしむように微笑んでいるとカルマは此方を見て。



カルマ「笑ってないでどうにかしてよ」




「あー、あんまり口出しは出来ないんだよね。
それに私が口を出さなくてもカルマなら大丈夫でしょ。」





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白狐(プロフ) - 闇猫/暇人の極み さんに一票  (2020年6月1日 19時) (レス) id: 348cf1e7b1 (このIDを非表示/違反報告)
闇猫/暇人の極み(プロフ) - 番外編で安室さんに夢主が暗殺教室について話す話見たいです☆← (2019年6月17日 17時) (レス) id: 23b572a142 (このIDを非表示/違反報告)
ルナ(プロフ) - 面白かったです!更新のたびに読ませて頂いていました!私も青葉城西推しで、及川と岩泉はもう最高ですww国見も!次回作も楽しみにしていますので、頑張ってください! (2019年6月10日 6時) (レス) id: 86ef9860a7 (このIDを非表示/違反報告)
波風(プロフ) - 次回作も楽しみにしております! (2019年6月9日 21時) (レス) id: 61ef6d0ef5 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうか - 更新楽しみにしています! (2019年6月8日 15時) (レス) id: b94520bca5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:美海 | 作成日時:2019年6月1日 23時

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