. 暗殺教室出身の彼女は現在公安警察官

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私は振り返らずに二人きりになれる所まで向かう。




寺坂は来ていないようで。




ｶﾙﾏ｢なぁ、A.....！！｣




ガシッと手首を掴むカルマ。



｢取り敢えず着いてきて。｣




私はエレベーターに乗り込み、公安が用意した部屋に向かう。




エレベーターでは二人きりで。




私はドレスの間に入れていたカードキーを取り出す。




エレベーターを降りてすぐの所。




カードキーをピッと当てて、ドアを開ける。




中には誰もいなくて。




ｶﾙﾏ｢俺をこんな所に連れてきて何？｣



｢寺坂は？｣




ｶﾙﾏ｢上司に呼ばれてたけど。
A、みんなに何言ったか分かってんの？
俺はみんなから聞いた話だけだけど、相当みんなの事傷つけてるよ｣




カルマは殴ろうとせず、ただ呆れたように言ってくる。




ｶﾙﾏ｢どうせここに連れてきたのも仕事でしょ？｣




｢.....みんなを守りたいだけなの。｣




私は小さな声でそう言い、ベッドに腰をかける。




ｶﾙﾏ｢それどう言う.....｣



｢ねぇ、カルマ


カルマは何もしてないよね？
誰とも関わりないよね？｣




ｶﾙﾏ｢何のこと？｣




カルマは私の隣に腰を掛けて。



心配そうに此方を覗き込んできた。





ｶﾙﾏ｢.....見るからに仕事みたいだね。
警察関係だっけ？
何かあったの？｣




私はただカルマの肩に頭を乗せ、関わりがないことを願う。






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