35 ページ35
.
これから仕事も増えるだろうと、零ならぬバーボンの車に乗せてもらった。
勿論お互い無言。
私はパソコンを開いて、情報屋の仕事をしているが。
降谷「お前、」
「あれ、もう零でいいわけ?
盗聴器とかあったりして.....」
私がそう笑いながら言うと、零はドアポケットから探査機を取り出した。
それはオンになっていて。
ないことに気づいていたのか。
降谷「何故お前が情報屋をしている。」
「それは幼馴染の零として聞いているの?
それともバーボン?
それか.....公安の降谷零として?」
私は目を細めてそう言うと零は容赦なく銃をこちらに突きつけた。
今は信号で止まっている。
私は笑いながら手を上げる。
「幼馴染に容赦ないわね」
降谷「何故公安の事を知っている。」
「私の情報収集力は一種の能力でね。
どれだけ鍵をかけられている事でも調べれることが出来る。
零は簡単に仕事を突き止めれたわね。
何の仕事をしているか教えられないって所と、夜出かけるというところ。」
零にしちゃあ、ボロが出ていた。
「職種を教えれないというのは、限られる仕事。
景光とかから、警察学校時代の話は聞いていたから警察関係のことは確実。
で、夜に出かけるということは何かの潜入捜査。
そこから公安に辿り着いた。」
公安のパソコンに侵入して降谷零を探したんだけどね。
零にそう言うが、私がまだ裏の人間だと思っているみたいで。
こんなに焦った零を見るのは、初めてかもしれない。
2359人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
明里香(プロフ) - 16話に誤字がありました。「気の抜きた」ではなく、「気の抜けた」です。 (2018年10月30日 23時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
蘿娜(プロフ) - とても楽しく,心が暖かくなりました。 (2018年10月23日 0時) (レス) id: 40bd535962 (このIDを非表示/違反報告)
名乗るほどのものである(プロフ) - 凄く面白いですね。 (2018年9月15日 20時) (レス) id: 579cc6e1a8 (このIDを非表示/違反報告)
慶花(プロフ) - 完結おめでとうございます。ちゅき。 (2018年8月21日 18時) (レス) id: dcae336c8e (このIDを非表示/違反報告)
メアリエナ(プロフ) - 完結おめでとうございます!楽しく読ませていただきました。終わりかたすごく好きです!コナンくんと哀ちゃんは戻らないんですね(笑)これからも頑張ってください。 (2018年8月18日 19時) (レス) id: 1d139961bb (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:美海 | 作成日時:2018年8月2日 16時