元カノがアメリカから帰ってきた。【降谷零】

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時が過ぎ、ストーカー被害も何時しか零が解決していた。



そんな一週間後の火曜日。



ストーカー被害がなくなったため、零はもう住んでいない。



私はジンに言われた倉庫に来ている。



いつもお団子の髪は下ろしてあり、黒のマスク。



1度家に帰ったため、服は黒を基調とした私服だ。



倉庫の前に止まっている車.....



ジンのは分かる、ポルシェだ。



この白のRX-7って.....


私は倉庫の前で深呼吸をし、ドアを開ける。



車の事は頭の隅に置き、コツ、コツゆっくりと歩く。


ジン｢.....おせぇぞ｣



｢時間通りの筈よ。｣




灯りのある所に行くと、ジンやウォッカ、ベルモットといったいつもの顔ぶれと.....




見慣れた顔。



少し驚くが、仕事だ。



ジン｢例の物は持ってきたか｣



｢えぇ、バッチリよ。｣


私はUSBカードをジンに投げ渡す。



ﾍﾞﾙﾓｯﾄ｢アメリカに居た情報屋が何故日本に居るの？｣



フーッと煙草を吸った息を吐きながら言うベルモット。


｢表の職で転勤になったのよ。
それに貴方達、最近日本に居るんだから私が来た方がいいでしょ｣



ジン｢それよりも、情報屋。
こいつが探り屋だ。｣




ﾊﾞｰﾎﾞﾝ｢初めまして、情報屋さん｣



零________


お互い殺されないように“初めて”を装うのね。



｢お初にお目にかかるわ。
私は情報屋。
情報が欲しかったら私に連絡してね｣



私はそう言い、名刺を渡す。



名刺と言っても、電話番号とメールアドレスが書いてあるだけの紙だが。



ﾊﾞｰﾎﾞﾝ｢えぇ、分かりました。

僕はバーボン。
まぁ名前ぐらいは覚えていてください。｣



コードネームを持っているのか。



なら、入って結構経つのか？



それとも成果が大きかったのか.....

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