２. トリプルフェイスの彼女は暗殺教室出身でした

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｢今日からこちらの部署に配属になりました、

青原Aです。
日本を守るために働きます、よろしくお願いします｣



そう頭を下げて部署に入ったのは少し前のこと。


まだ“ゼロ”ではない、公安の時。


その頃は“女なのに”と言う目で見られた。


まだ立場上上司であった風見にも。


降谷さんの補佐として動いていた。


それとは別に、他の人からも雑用として扱われて、徹夜は毎日だった。



｢はぁ.....｣



そう溜息をつきながら夜一人でパソコンを打っていた時だ。



降谷｢まだ残っているのか。｣



｢降谷さん、お疲れ様です｣



降谷さんが来たのだ。



私の打っているものを見る降谷さんは少し驚く。


降谷｢何故この資料を君が？｣



｢回されたので私がしているんですよ｣



降谷｢.....はぁ。
他にはどの資料を回されている？｣


そう言われ、出来上がった資料と共にまだしていない資料を渡す。


｢今日の分ですね、これは。｣


降谷｢手伝う。｣


｢！！大丈夫ですよ、いつもの事なので。｣



私はそう言いながら立ち上がる。


徹夜していたため、私はフラッと降谷さんの方に倒れてしまう。


降谷｢もう限界じゃないか。
倒れてしまっては仕事に支障が出る。｣



｢まだ、大丈夫です。

私の仕事なので。｣



その時だろうか、


冷たかった降谷さんが私を見てくれるようになったのは。




3. 組織を抜けた彼女は暗殺教室出身でした!

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