２. トリプルフェイスの彼女は暗殺教室出身でした

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木村がコーヒーを机に置き、スマホを取り出して電話をし始めた。



私はドアの鍵を開ける。



木村｢磯貝？
うん、俺。


Aの事なんだけど.....｣



相手は磯貝の様だ。



冷蔵庫から缶コーヒーを取り出し、壁に持たれながら飲む。



風見｢Aさん｣



そう風見が入ってくる。


｢どうしたの？｣


少し焦っているようだ。



風見｢実は.....｣



風見は私に耳打ちをしてくる。



｢.....分かった。｣




“降谷さんからの連絡で、

バーボンとしてミモザを殺せとの任務が入ったそうです_____”



今降谷さんと会うのは厳しいだろう。



木村｢A、磯貝が話したいって。｣


｢ん。｣


私は木村からスマホを受け取り、耳に当てる。


磯貝『A？』


｢磯貝、ゴメンだけど詳しい事は後で話す。
E組のみんなにはまだ言わないで。｣



私は電話を切り、スマホを木村に返す。


｢木村、ちょっとやばい事になった。

磯貝に言ったように、他のクラスメイトにはまだ言わないで。｣


木村｢.....分かった。

死ぬなよ？｣


死ぬな、か。


｢どうだろうね。

運命には逆らえないもの。｣




木村は少しため息を付いて、公安から出ていく。


風見｢あの人は大丈夫なんですか？｣


｢大丈夫だよ。

降谷さんは今何処に？｣



風見｢組織の方に居ます。
Aさんには後で連絡を入れると言っていました。｣



｢分かった。｣



降谷さんに命令が下ったのか。



私はシャロンに連絡を入れようかな。

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