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私は盗聴器があった事を話した。
風見『!!
どうするおつもりで?』
「昨日、カルマが泊まってるから必ず朝、そいつ来ると思うの。
だから.....」
と小声で作戦を伝える。
私が言ったのは、曲がり角の近くで走り曲がったところで待ち伏せ。
そこを逃げれないように後に風見達が周り、拘束。
風見『わかりました。すぐに用意します』
電話を切り、私はご飯を食べる。
赤羽「俺もついて行こうか?」
「仕事間に合うの?」
赤羽「別に昨日のスーツ着て行けばいいし。
あと、俺面白いこと思いついたんだよね.....」
悪魔のように笑うカルマ。
私はカルマの“面白いこと”を聞く。
「へぇ.....いいじゃん、しようよ」
私もカルマと同じ様に人を弄ぶのが好きだった。
カルマと一緒に釣りもしてたし。
カルマに聞いた“面白いこと”は付き合ってるフリをする、と言うこと。
昨日の会話は多分殆ど聞かれていない。
封筒の中にあったし、何しろ鞄の中だ。
だからカルマとの関係を知らないはず。
盗聴器を側において、カレカノっぽい会話や行動をする。
別に本当にするわけじゃないから私は了承した。
ご飯も食べ終わり、そっとタオルに包んでいた盗聴器を取り出す。
私とカルマは頷いて、開始。
「ねーえ、次いつ会えるの?」
赤羽「んー、仕事が忙しいからなぁ.....」
なんて二人ともニヤケながら言う。
でも言葉だけじゃ役になりきれないから、勿論それなりの行動はする。
私はソファーに座っているカルマの膝の上に乗る。
「えぇ.....久々に会えたのにまた会えなくなるの.....?」
私もカルマも至って演技。
これがどう出るかだ。
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偽名探偵 - 降谷、、、キャラちゃうね。けどええな (2月27日 18時) (レス) @page45 id: 75e241bf32 (このIDを非表示/違反報告)
龍鳳(プロフ) - 本家でコラボってほしいw (2018年7月21日 19時) (レス) id: 723d39c3a6 (このIDを非表示/違反報告)
美海(プロフ) - 美香さん» 頑張りますね!ありがとうございます!どっち選ぶんでしょうね〜笑 (2018年6月3日 23時) (レス) id: d83be1ad0a (このIDを非表示/違反報告)
美海(プロフ) - クロさん» ありがとうございます! (2018年6月3日 23時) (レス) id: d83be1ad0a (このIDを非表示/違反報告)
美海(プロフ) - ルピナスさん» いえいえ!こちらこそありがとうございます! (2018年6月3日 23時) (レス) id: d83be1ad0a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:美海 | 作成日時:2018年5月22日 20時