降谷零の嫁は武装探偵社員！！

４８ ページ48

.


父『まぁそれでだ。

私は公安からポートマフィアに潜入していたNOC
明日、３月２８日

私はポートマフィアを裏切り、公安と共にポートマフィアを潰す。

その計画書が、ポートマフィアの私のパソコンの中にある。
下手に触れば消える仕組みだ。
パスワードがかかっている。
ポートマフィアの技術を使っても開かないだろう。』



これか。


ポートマフィアが欲しいと言っていた物は。


この“パスワード”が欲しいんだ。



父『パスワードは.....2910
君の生まれた時の体重だよ』



全部のピースが繋がった。


この紙の資料が公安にあるのはお父さんが公安の人間だったから。



そしてポートマフィアが私のことが分かれば、分かると言っていたのは



パスワードが私の生まれたての体重だから。




｢ほんっと.....ポートマフィアから離したいんじゃないの.....｣



父『白のUSBメモリーにポートマフィアの多くの情報が入っている。
何かあれば使いなさい。
あと、優作に謝っていてほしい。

“最後までごめんな”と。』




｢わかった、わかったよ。｣



父『幸せになれ、A』



そこでビデオは終わった。


工藤、秋声.....か。



私は白のUSBを取り出し、見てみる。



確かに殆どがポートマフィアの情報だ。



私はそれを、新品のUSBメモリーにコピーする。



そしてビデオの入ったUSBは机の上に起き、紙の資料を紙袋に戻す。


この資料はここにあってはいけないもの。



公安が持っている情報だとしても、ここにあっては危険だ。

４９→←４７

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す