降谷零の嫁は武装探偵社員！！

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中原『まぁ返事はすぐに聞かねぇよ。
お互い利益しかねぇんだからな。』



利益？


｢何故そっちに利益があるわけ？｣



中原『手前、自分の事何も知らねぇんだな。
ポートマフィアからしたら徳田A、

お前の情報は徳田秋声に繋がるんだよ。
あの時の.....』



あの時？



中原『ま、まぁ俺らにも利益があるんだよ。
よく考えるんだな。』



そう電話が切られる。


降谷｢取引、どうする｣


｢ポートマフィアが本当に組織を潰す気で居るのなら取引は受けた方がいいだろうね。
だけど、｣



降谷｢リスクがデカすぎるな。
お前の事を言うのには不利がありすぎる。

それにさっきのあの時の、

ってやつが分からないとな。｣



私の事が分かればお父さんの事が分かる。


お父さんがポートマフィアに居る時に何かをしたって言うこと？


｢零、私実家行ってくる。｣



降谷｢実家？｣


もう誰も住んでないけど、


｢まだお父さんがいた時に住んでいた家。
お父さんに言われてたの、お父さんの部屋には入るなって。｣



降谷｢じゃあその部屋に.....！｣


｢あるかもね、
ポートマフィアの“情報”が｣


処分していなかったらだけど。



お父さんとお母さんが二人とも亡くなる前から実家には殆ど帰っていなかったから。



どうなっているのかわからない。

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