. 不良からバレー部のマネージャーになりました。４

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小学校の途中で転校し、宮城にまた高校で戻ったこと、


進路聞いた時にそのまま告ったこと。


馴れ初めなんて隠す必要もないから素直に話した。


さすがに海外ってのは言ってないけど。


白福｢幼馴染みで付き合って、別れた時怖いって思わなかったの？｣


｢ん〜......別れた時って考えがそもそもなかったです

昔っからの付き合いだし、心のどこかでいつか結婚してるだろうな〜って思ってましたし。

別れたとしても幼馴染みに戻るだけですよ
ま、もし別れて次付き合う彼女からしたら私の存在めちゃくちゃ嫌でしょうけど！｣


あはは、と笑う。


存在しない次の彼女に勝手に同情して。


白福｢さすがだねぇ｣


雀田｢話聞いてたら彼氏欲しくなってきた〜！｣


清水｢居ると思ってた｣


雀田｢いないいない

ずっと部活だよ？無理だって〜｣


宮ノ下｢ほんとそうだよね〜
部活してたらデートとかもいけないし｣


白福｢そう言う潔子ちゃんと仁花ちゃんは？｣


清水｢私もいないよ｣


谷地｢わ、私も居ないです！｣


宮ノ下｢じゃあマネージャーでいるのはAちゃんだけか｣


｢皆さん可愛いのに勿体ない〜

あ、部員は？｣


ないない、と首を横に振って。


雀田｢確かにバレーしてる姿はかっこいいけど｣


宮ノ下｢普段ってなったらねぇ｣


白福｢ないね〜｣


部員が今の聞いたら悲しみそうだな、と思いながらも仕方ないか、と納得をしてしまう。


みんな部活に真剣だし、恋愛をしに来ている訳では無い。


それに彼氏が出来たところでデートの時間も難しい可能性だってある。


理解がある人じゃないと難しい。


私と徹は幼馴染みで家が近い。


家族ぐるみで仲がいいからご飯だって一緒に食べるし、お泊まりだってすぐにできる。


他校でお互い部活に真剣でも、


私たちは幼馴染みで家が近いから、という事で付き合えるのだろう。


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