. 不良からバレー部のマネージャーになりました。４

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影山｢げ.....｣


澤村さん達のクラスがやっている焼きそばを買いに行こうと校舎を歩いていると、前から焼きそばやたこ焼きを持った影山が歩いてきて。


及川｢飛雄ちゃんじゃん〜｣


影山｢及川さん.......｣


めちゃくちゃ嫌そうな顔をしている影山。


体育館の外で合流したのははじめちゃんと花巻さん、松川さんだけではなく、


影山｢国見と金田一まで｣


一年生の二人もいた。


友達は国見くんがドンピシャだったようで、押しすぎず、


私の友達ポジションで忘れられないくらいの距離感で話しかけていて。


もう一人は慎重に一人一人を見極めていた。


友達｢ねぇ、なんでそんな険悪なの？｣


｢烏野バレー部に徹ちゃんは嫌われてるからね｣


友達｢うっそ？！まじ？！｣


及川｢ちょっと？！変なこと言わないでくれる？！｣


岩泉｢あながち間違ってねぇだろ｣


影山｢き、嫌いとかじゃなくて........｣


日向｢苦手っすね！｣


｢あれ、日向｣


影山の後ろからぴょこっと顔を出した日向。


日向｢影山が立ち止まってるの見えたからな！

来てみたら巨人ばっかだった.......｣


友達｢あっはは！

日向バレー部にしては身長低いもんね！｣


日向｢うっせー！俺はこれからだ！｣


花巻｢お、10番のチビちゃんも美味そうなん持ってるじゃん

そのソフトクリームどこの？｣


日向｢田中先輩のところのです！

俺は塩キャラメル味にしました！｣


国見｢塩キャラメル？

それ何組どこでやってるの｣


及川｢あらら国見ちゃんが塩キャラメルに釣られちゃった

Aのお友達ちゃん、悪いけど国見ちゃん案内してあげてくれない？｣


友達｢もちろんです！

行こう、国見くん！｣


国見｢うん｣


徹ちゃんナイス！と親指を立てる。


徹ちゃんもなんとなくわかっていたようで。


｢じゃ、私たちは焼きそば買いに行こ｣


徹ちゃんの手を繋ぎ、引っ張るように歩いていく。


もうすぐ春高代表決定戦だし、あんまりお互い長居したくないだろう。


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