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蘭「で?お前ら今どこに向かってんの?」


「みんな目的地はバラバラだよ

私達は私が好きなブランドに行くけど、来る?」


竜胆「あぁ、あそこか」


蘭「行く〜
俺もそこのブランド好きだし」


竜胆「あれ、でもA若くんに貰ってなかったか?」


「財布貰ったんだけど、同じデザインのカバン見たくって」


思っていた以上に財布可愛かったんだよね。


そんな話をしているとちょうど別れ道となって。


黒尾「じゃ、また合宿でな」


木兎「及川と岩泉もまたな!」


及川「元気だねぇ
また会うとしたら春高でだよ」


岩泉「その時は五本の指の木兎との対決楽しみにしてるべ」


木兎「おうよ!」


黒尾「ちょっと?」


リエーフ「春高に行くのは俺たちです!」


黒尾「リエーフ!被せんじゃねぇ!」


「そうだよ、徹ちゃん、はじめちゃん。

全国に行くのは私達烏野だよ」


代表決定戦で勝った方が全国に行く。


ここにいる全員が全国では揃わない。


東京勢は分からないけど、宮城の私達は、どちらも居ないかもしれないから。


「じゃあまた合宿で」


ヒラリと手を振り、ブランド外へと行く。


蘭「ふーん。負けたら終わりなんだな」


「スポーツなんてそんなもんだよ」


及川「Aは試合の時ベンチ入らないの?」


「今回も清水さんが全部入ると思うよ」


及川「俺のわがままだけどさ、
青城ともし当たった時Aに烏野のベンチ入ってほしいんだけど」


「入らないよ」


即答で私はそう言った。


「青城戦は絶対に私は入らない。」


岩泉「なんで、」


「私たちはインターハイ、青城に負けた。

青城は強敵。
言いたくないけど、
3年生にとって最後の試合になるかもしれない。

私じゃなくて、今まで烏野を支えた清水さんが入るべきだから。


.......ってのは建前。
二人のプレーを前にして、素直に烏野の応援ができない。
私は生半可な気持ちで烏野の応援をしちゃうだろうから」


二人を応援したい気持ちと、烏野のみんなと全国に行きたい気持ち。


どちらも嘘では無いから。


「中途半端な気持ちで私はベンチに入らない。」


清水さんには一次予選の時に聞かれたから、同じように理由を話した。


それでもう納得してもらってるし。


竜胆「なぁ、店通り過ぎてるけど」


「あ」


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あう - 岩ちゃんwwwwwお返したい焼きなのは逆にセンスしかないやんwww (3月15日 6時) (レス) @page11 id: 0912214567 (このIDを非表示/違反報告)
美海(プロフ) - あうさん» 続編です〜! (3月11日 13時) (レス) id: 8493b8cb9c (このIDを非表示/違反報告)
あう - 続編きましたぁぁぁぁぁぁぁ!!!山田さん、、、色々あるんやねぇ、、、。犬岡安定でかわいい❤︎ (3月8日 6時) (レス) @page5 id: 572a68fa30 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:美海 | 作成日時:2024年3月8日 0時

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