１７９ ページ29
.
わいわいと話してから、その後は目的地が別だったけど、近くだったため一緒に行くことに。
意外とはじめちゃんと徹ちゃんは気があったようで、色んな人と話をしている。
私は後ろで玉彦と話していると、後ろからガシッと肩を誰かに掴まれて。
男｢東卍の副総長様がこっちにいるって本当だったんだなぁ｣
ニタニタと笑う男達。
夏休みの、人通りの多いこの時間。
｢私が誰かわかって話しかけてんだァ？
勇気あんね｣
人目に付くからあんまり派手な行動はしたくないけど。
玉彦にカバンを渡し、肩に乗せられた手を振り払う。
及川｢ちょ、A｣
｢大丈夫だよ
みんな選手なんだから
私が怪我させない｣
穏便に済ませるのが一番なのだろうが、
多分そうさせてくれなさそうだから。
渋谷の中心部なら東卍の関係者はそこらにいただろうけど、
ここは少し離れている。
仕方ないな、
｢正当防衛なら
怒られないからさ｣
蹴りでも入れようか、と思っていると私を守るように後ろから抱きしめられて。
蘭｢A〜ダメじゃん、喧嘩しちゃあ｣
竜胆｢お前ら何副総長にちょっかいかけてんの？｣
竜胆が前に立って。
｢蘭、竜胆！｣
男｢な、なんで灰谷兄弟がこんなところに.......！｣
竜胆｢あ？なんか文句でもあんのか？｣
男｢あ、ありません！！！｣
颯爽と逃げていく男達。
｢え、てかほんとになんでいるの？！｣
蘭｢こっち来てるっつーのに六本木来ねぇから来た｣
｢いや昨日武蔵神社これば良かったじゃん｣
蘭は私の腰に手を回して。
竜胆は私の髪を少し掬う。
竜胆｢髪巻いてんの似合ってるじゃん｣
｢でしょ〜？エマにしてもらったの！｣
玉彦｢Aカバン。｣
｢あ、ごめん！｣
玉彦からカバンを受け取る。
黒尾｢いやいやいや！玉彦この状況ですげぇな？！｣
玉彦｢だってもう終わってそうだから｣
蘭｢あ？誰お前ら
っておいかーくんじゃん〜｣
及川｢お久しぶりです......｣
徹ちゃんは明らかに苦手だァ、と言った表情をして。
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 507人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
あう - 岩ちゃんｗｗｗｗｗお返したい焼きなのは逆にセンスしかないやんｗｗｗ (3月15日 6時) (
レス) @page11 id: 0912214567 (このIDを非表示/違反報告)
美海(プロフ) - あうさん» 続編です〜！ (3月11日 13時) (レス) id: 8493b8cb9c (このIDを非表示/違反報告)
あう - 続編きましたぁぁぁぁぁぁぁ！！！山田さん、、、色々あるんやねぇ、、、。犬岡安定でかわいい❤︎ (3月8日 6時) (レス) @page5 id: 572a68fa30 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：美海
| 作成日時：2024年3月8日 0時
