. 不良からバレー部のマネージャーになりました。４

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次の日はせっかくだし東京観光に。


ホテルは一緒だが、


髪の巻き下ろしとかをエマにしてもらったため、朝イチ佐野家へ。


そのため渋谷駅に集合で。


ハチ公前で待ち合わせのため、急いで向かう。


夏休み。


学生はもちろん多いわけで。


顔のいい徹ちゃんと、


男らしいはじめちゃん。


｢やっぱり囲まれてる......｣


はぁ、とため息を着く。


周りには女の子。


少し困ってる表情をする徹ちゃんと、見るからにイラついているはじめちゃん。


及川｢ごめん、俺ら女の子待ってるからさ｣


女｢私達も女の子ですよ〜？｣


女｢そうそう！
私たちと遊んだ方が楽しいって！｣


及川｢あ、いや、そういう訳じゃ、｣


｢お待たせ｣


私が声をかけると安心した表情をする徹ちゃん。


女｢ちょっと、私たちが先に声をかけ........て｣


女｢は、灰谷A........｣


岩泉｢A知り合いか？｣


｢いいや？知らない｣


同い年くらいだとは思ってたけど誰？


女｢3年の時同じクラスだったのよ！｣


｢へぇそっか

で、私の連れに何か用？｣


女｢っ｣


私がニッコリと笑うと言葉を詰まらせる女の子たち。


｢ま、いいや

ナンパなら他あたりなよ
この二人私の幼馴染みだから｣


及川｢俺は彼氏ですぅ〜
岩ちゃんと一緒にしないでください〜｣


岩泉｢うっせぇぞクソ川
Aも来たしさっさと行くぞ｣


｢じゃあね｣


女の子二人にひらりと軽く手を振りその場を離れる。


及川｢髪の毛巻いてて可愛いじゃん｣


｢でしょ？エマにやってもらったの〜｣


岩泉｢Aはいつでも可愛いだろ｣


｢それはそうだね！
さすがはじめちゃん〜｣


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