. 不良からバレー部のマネージャーになりました。４

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｢ごめんね、気使わせちゃってるよね｣


みんなでどこか行こう、と話に上がってる時、徹ちゃんとはじめちゃんにそう声をかける。


及川｢そりゃ仲良いのは嫉妬するけどさ、

俺らが知らないAのこと知れて嬉しいよ｣


岩泉｢逆に俺らが気を使わせてるみたいだしな｣


｢ほんとにただみんなのこと紹介したかっただけなの

ただの暴走族じゃなくて、ちゃんといいヤツらだってこと、知ってほしかったの｣


及川｢あ〜もう！｣


徹ちゃんは抱きしめてきて。


頭に手を添えて撫でてくれる。


及川｢いい人たちってことはもうわかったから｣


ぐりぐりと徹ちゃんの胸に頭を押し付ける。


場地｢へぇ｣


ｽﾏｲﾘｰ｢へぇ｣


九井｢意外だな｣


｢まって、

みんなに見られてる？｣


及川｢うん｣


｢顔あげたくないんだけど｣


ｽﾏｲﾘｰ｢A、幼馴染み彼氏の前だと妹なんだな｣


一虎｢俺らの前では威張ってる癖にな｣


｢あぁ？！誰が威張ってるって？！｣


一虎の言葉が聞き捨てれず顔を上げる。


一虎｢いつも威張ってるじゃねぇか！｣


場地｢威張る？｣


ﾊﾟｰ｢バカにするってことか？｣


｢バカは黙ってろ！｣


場地｢ばっ？！


馬鹿じゃねぇし！｣


ﾍﾟｰ｢馬鹿だろ｣


三ツ谷｢馬鹿だな｣


場地｢うっせぇ！

A表出ろ！｣


｢なに、やり合うっての？

一虎と場地で来てもやり返すよ？｣


ﾀｹﾐﾁ｢ちょ、ストーップ！！！

Aさん喧嘩できないんすから！｣


｢足はまだ使える！｣


ﾀｹﾐﾁ｢今日あんたスカート！｣


｢だったらタケミチこいつら代わりに殴って！｣


場地｢お？やるか？｣


一虎｢総長代理でも手は抜かねぇぞ？｣


ﾀｹﾐﾁ｢俺を巻き込まないでください！
やらないですから！｣


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