. 不良からバレー部のマネージャーになりました。３

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田中｢オオッ！

あれはっあれはもしやスカイツリー！！？｣


海｢いやあれは普通の鉄塔だね｣


｢宮城にも鉄塔ありますよね｣


私は欠伸をして荷物を持ち直す。


犬岡｢おーい！元気だったか？！｣


｢犬ちゃんじゃ〜ん！久しぶり〜｣


犬のようにこちらに来る犬ちゃん。


犬岡｢ん？荷物持とうか？｣


｢これくらい大丈夫だよ〜

それよりレシーブ上手くなった？｣


犬岡｢うっ......ちょっとは｣


｢ふぅん

合宿中どれだけ伸びるか見ものだねぇ｣


私はニヤニヤと笑いながら言う。


犬岡｢あれ、そう言えば翔陽は？｣


｢テストの補習

あれっだけ教えたのに......｣


犬岡｢え、A勉強しできたのか？｣


｢犬ちゃんまで？！
これでも進学クラスなんだけど？！｣


喋りながら体育館に行く。


今日は2日間の合宿。


音駒高校に来ているのだが、


｢やっぱ渋谷からは遠いよねぇ｣


犬岡｢一応郊外だもんな
マイキーとかには言ってるのか？｣


｢ドラケンには言ってる

マイキーとは色々あって連絡は取ってなーい｣


犬岡｢え、A何したの？！｣


｢私がしたってなんて決めつけなのよ｣


犬ちゃんに隠すようなことでもないため、包み隠さず話す。


犬岡｢あ〜なるほど｣


｢だからこっちにいる間に会って話ときたいんだよね｣


卒業したら日本に居ないことも。


｢......夜抜け出すか｣


犬岡｢絶対怒られるよ？！｣


｢どうせ監督たち飲みに行くんだから大丈夫っしょ｣


犬岡｢主将たちに怒られるって〜｣


｢え〜ってマネージャーで集まってんじゃん、

ごめん、先いく｣


体育館に入った時にマネージャー達が集まっているのが見えて。


私は慌ててそちらに向かった。


清水｢あ、Aちゃん｣


｢すみません、遅くなりました｣


白福｢大丈夫大丈夫〜｣


雀田｢ちょー美人じゃん！

名前は？｣


｢灰谷Aです｣


清水さんと仁花ちゃんは自己紹介を終えたのか、他のマネさん達が名前を教えてくれて。


｢よろしくお願いします｣


白福｢よろしく〜

参加校の中で音駒にマネが居ないから〜、とりあえず交代でいつもドリンク作ってるって感じなんだよね｣


清水｢わかった、こっちも3人いるから大丈夫｣


｢うん、私何でもしますよ〜｣


谷地｢が、頑張ります！｣


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